昨年末発売され、”チェキ”の枠を飛び越えたinstax mini Evoを首からぶら下げ散歩をしてきました。
お気に入りはレンズエフェクトは「光漏れ」です。
フィルムユーザーからしてみれば忌むべき光線漏れですが、今様に言うとそれがエモいというものなのでしょうか。
最近のマイブームは夜間のフラッシュ×光線漏れです。まだまだ陽が落ちれば寒い日が続き、撮影すると自分の白い息が写り込むこともしばしば。
あくまでチェキという事で暗所性能はさほど高くはありませんが、それゆえにノイズや画素の荒さからくる独特な表現が可能です。
この「光漏れ」ですが、何種類かあるようでランダムに撮影されます。
こういった細かい遊び心がFUJIFILMのニクいところです。
日付スタンプもいいですね。
いつ撮ったのか、どこで撮ったのか、誰と撮ったのか。
そういった事を大切にしたい方向けのカメラだと思います。
プリントした画像はチェキのような形でスマホに転送することも可能です。
今回は最もスタンダードであろう白色を選びましたが、背景やチェキフィルムの色を自分で決められるのも良いですね。
色味も素晴らしいの一言に尽きます。
落ちかかった日の青から橙にかけてのグラデーションが描写されています。
印刷後のチェキは人に渡してもよし、アルバムに収めるもよし、色々描き込んでコルクボードに貼ってよし。
筆者はコンタクトシートのチェキフィルムがお気に入りです。
コンタクトシートとは多くの画像を一枚に小さくまとめたインデックスのようなものです。
コンタクトシートの面白さを紹介したブログもございます。是非こちらもご覧ください。
100種類のエフェクトというインパクトを引っ提げて登場した本機ですが、首から提げてさっと撮ったり、じっくりGFXで撮影した写真を印刷したり、スマホで撮った写真をその場でプリントして友達とシェアしたりと本当に様々な使い方ができる完全に新しい時代のチェキとなっていました。
次はどこにみにえぼさんぽしに行きましょうか。