【SIGMA】Art 40mm F1.4 DG HSMのすゝめ ー続編ー
以前、SIGMA Art 40mm F1.4 DG HSMの作例ブログを掲載した際、同レンズを持って友人と台湾旅行に行った際のデータを紛失していた事に気付きました。それから数カ月が経ち、年末の大掃除の一環としてパソコン内のフォルダを整理していたところ、思わぬところから撮影データを発掘しました。せっかく見つけた撮影データなので、今回はSIGMA Art 40mm F1.4 DG HSMのすゝめ”続編”として、発掘した写真から作例をご紹介いたします。
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【SIGMA】Art 40mm F1.4 DG HSMのすゝめ
まずは観光名所の十份にて。ランタンに願いを込めて飛ばします。線路は定期的に電車が通る為、電車が近付くと側道に避難します。側道を歩いていると、様々な犬種の犬が出迎えてくれました。どこかのお店の飼い犬でしょうか。このような光景を見られるのも海外ならではです。
旅行に出かける際、様々なシーンを撮影できるようにズームレンズを持っていかれる方が多いかと思いますが、著者が連れ出した機材はCanon EOS 5D Mark IIIと本レンズ1本のみ。35mmでも50mmでもない40mmという画角は、フォーカスしたい被写体を主張しつつ周りの景色も適度にフレーミングできるため、旅行用に持ち出すレンズの画角として丁度良く感じます。
場所を移動し九份へ。1枚目の写真は旅行の中でもお気に入りの1枚です。西日が射しこみ、建物を際立たせています。上の写真はいずれも絞り開放付近(F1.8~F2.5)で撮影。このレンズを使用していると、自然と開放付近で撮影してしまいます。
「しいシリコーンケース」、どのタイミングでこのような変換になってしまったのでしょうか。海外で日本語を見かけると嬉しくなって読んでしまいますが、これは思わず撮影してしまいました。こちらは台北で最も有名な士林市場という夜市にて。”夜市”というフレーズを聞くと当ブログをご覧の皆様は当店の中古夜市を思い浮かべる方が多くいらっしゃるかと思います。こちらの夜市も当店の中古夜市さながらに盛り上がっておりました。
今回の写真は2019年11月に撮影したものです。思い返すとコロナ禍になる直前、著者にとってはこれが最後に行った海外旅行になります。台湾というと今回ご紹介したような台北近郊の観光地が定番ですが、近年世界的に評価が高くなっているウイスキー銘柄”KAVALAN”の蒸留所や、登山家に人気の標高3952mを誇る玉山など、魅力的な場所が沢山あります。コロナ禍を迎えてから間もなく2年、行きたい場所や連れていきたいレンズが増えてゆくばかりですが、2年経った今でも連れていきたいレンズの上位にはSIGMA Art 40mm F1.4 DG HSMがあります。高画素化が進む昨今のデジタルカメラ市場ですが、その高画素化に耐え得る描写性能を持つ本レンズは、今後も活躍してくれる事でしょう。