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【Voigtlander】初雪をNikonとVoigtlanderで撮る

最近の天気予報はめったに外すことが無いと分かっていても、雪の予報だけは
「降るわけがない」と高をくくってしまいます。

この日も雪が降ったとしてもちらつくくらいだろうと思っていました。
しかし、外に出ると一面の銀世界が広がっていました。
こんなに雪が積もるなんて、という驚きとこんなに積雪することはめったにないかもしれないという思いのもと
写真を撮ろうと思いました。

撮影機材は、NikonのZ5とVoigtlander NOKTON Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II VM SCです。

室内から外を撮ると、外は青白い色味になっており、室内の暖かさと外の寒さが対照的に写ったのではないかと思います。

駅へ着くころには地面が見えないくらいに積もっていました。
寒さでピントリングを回す指がかじかんできます。
Voigtlander NOKTON Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II VM SCはクラシカルな写りが特徴的なレンズです。
普段日中で撮影すると、しっとりとして柔らかい写りをする印象でしたが、雪のなかでもその写りは健在でした。

車のライトに照らされて少しオレンジがかった色になっている部分もあります。
子どもの頃は、誰にも踏まれていない雪の部分を見つけると嬉しくなって、真っ先にその上を通り
自分だけの足跡をつけて楽しんでいましたが、今ではもったいなくてこのまま誰にも踏まれないといいなと思うようになりました。
夜になっていたため、誰にも踏まれていない部分はほんの少ししか残っていませんでした。

駅前にある小さなイルミネーションも今日は雪化粧をしています。
雪があるといつもよりも幻想的な雰囲気に包まれているようです。
今回は、マウントアダプターを介してMマウントのレンズをZ5につけています。
これまでもいくつかのMマウントレンズをZ5につけて撮影したことがありますが、Z5はレンズの個性とボディの個性をうまく調和できるボディではないかと思います。

フェンスの細い隙間にも雪が積もっていて面白いです。その後ろに広がるグラウンドも真っ白です。
F1.5で撮影し、背景はボケていますが、背景に何があるのかぼんやりと分かる程度のボケで丁度良いボケ量です。

子どものころは無邪気に雪が積もると嬉しく、学校で友達と雪だるまを作ったり、雪合戦をして遊んでいましたが、
いつの間にか、電車が止まらないといいなあ… とか、寒いのやだなあ… なんてことばかり考え、雪が降っても嬉しいと思わなくなっていました。
しかし、今回撮った写真を見返してみると、何枚も何十枚も雪が積もった街の写真を撮影していました。
私の中にもまだあの頃のような雪が降って嬉しいと思う気持ちが残っていたようです。








[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. Nikon | 掲載日時:22年01月11日 12時00分 ]

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