SONY α7IVが発売されてから、1か月が経とうとしております。
これまでSONY α7IIIがミラーレスカメラのベーシックモデルを担い、多くのお客様に選ばれ続けました。
それは、α7IVが発売されてからも変わらず、今もなおα7IIIは人気のミラーレスカメラとなっています。人気の理由はα7IIIそのものの画質や高速なAFなどの性能が充実したカメラであるからです。
今回はそれらの性能を活かして飛行機撮影を行いましたので、カメラ選びのご参考になれば幸いです。
使用したレンズは、TAMRON (タムロン) 150-500mm F5-6.7 DiIII VC VXD A057Sで掲載画像は全てjpeg撮って出しです。
撮影場所は羽田空港で、夕方から夜にかけてISO感度を上げながら撮影しました。
α7IIIは常用ISO100~51200、拡張ISO50~204800の非常に広い感度域を持っており、高感度でもノイズの少ない撮影が可能です。
高感度も十分に使用できることは、薄暗い場所や暗所、シャッタースピードを上げるためにどうしてもISO感度を上げざるを得ない場合など、あらゆる場面でシャッターチャンスを逃さないという点で活かすことができます。さらに高画質も見込めるので大きなポイントになります。
こちらは管制塔を撮影したのですが、非常に精細な描写となっています。
α7IIIの画素数は約2,400万ではありますが、十分な解像能力を持っています。
背景の空もなめらかなグラデーションで写し撮っており、風景撮影などでも存分に活きる描写性能です。
どんどん日が落ちてきたので、ISO3200まで上げております。しかし、どちらの写真もディティールはしっかりしておりますし、ノイズもよく抑えられております。
カメラの高感度NR(ノイズリダクション機能)は標準にしております。
色味に関してSONYのカメラで共通してお気に入りな点は、飛行機や鉄道などの鉄のメタリック感をうまく出してくれることです。質感をしっかりと出してくれることで、被写体のカッコ良さを表現できますし、リアル感も出るので重要なポイントです。
カメラ選びの際には、この色味にも注目していただけると撮りたい写真に大きく近づくことができます。
またISO感度を上げて、ISO6400での撮影です。
このように十分な光があれば高感度でも大きな問題はありません。
同じISO6400での撮影ですが、先ほどとは変わり光が少ない場所です。どうしてもノイズ感は増えたように感じるもののディティールはまだしっかりしております。
このISO6400までは普段使われる方も多いのではないでしょうか。α7IIIでも十分に利用可能なのでご安心ください。
こちらでは飛行機の赤い点滅を写すために連写をしました。
α7IIIは最高約10コマ/秒の連写が使用できるので、このような瞬間を容易く撮ることが出来ました。
また、正確かつ高速なAF性能もあるので、今回のような飛行機をはじめ、動物やスポーツなどの動きもの撮影でも対応が可能です。
ちなみに、この写真のISO感度は12800です。
この感度でこの描写は、あっぱれではないでしょうか。
最後に常用ISO最高の51200を使用した写真です。
いかがでしたでしょうか。
今回は主にα7IIIの高感度を活かした撮影になりましたが、描写力やノイズ処理のうまさなど写真を確認していて感心させられることが多かったです。
また、最高10コマ/秒の連写性能やスッスッと高速にピントを合わせてくれるAF性能のポテンシャルは非常に高かったです。
私は飛行機撮影で使用しましたが、風景・街角スナップ・人物撮影などなど、幅広いシーンで活躍してくれます。
まだまだこれからも、多くの方に愛されるカメラだと改めて実感いたしましたので、カメラ選びに迷われたら、ぜひSONY α7IIIをご検討ください。
ご覧いただきありがとうございました。
SONY α7IIIの中古商品価格がお求めやすくなっていますので、お見逃しなく!(2022年1月15日現在)