【Canon】愛機の一眼レフで楽器と人の撮影
お正月も少し過ぎた頃。
バンド活動を行っている知人の写真を撮る機会がありました。
今回のその時に撮った写真を紹介いたします。
※撮影時には消毒・換気などの感染症予防を行いました。撮影以外の場所ではマスクの着用をしております。
【使用機材】
・Canon EOS 5D Mark III
・Canon EF135mm F2L USM
・Canon スピードライト トランスミッター ST-E3-RT(Ver.2)
・Canon スピードライト 430EX III-RT
・Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZE(キヤノンEF用)
まずは『EF135mm F2L USM』を付けて撮りました。
毎回このレンズで撮った写真を見返す度に銘玉と呼ばれるのも当然だ、とひとりで悦に入ってニヤニヤしてしまいます。
この写りが好きなのでずっと使っていきたくなる。
筆者にとって『EF135mm F2L USM』はそんなレンズです。
F値を絞っても浮き上がるような立体感。それに加えて発色の鮮やかさ。
このレンズを使うだけで数段階は写真の腕が上がったかのように錯覚をしてしまいます。
手元は演奏者の個性が一番強く出る場所だと考えています。
それが故に手元の写真を多く撮ってしまうのですが、人の生き様が強く出ている場所なのですから惹かれてしまうのは当然なのかもしれません。
頭で考えた、というよりも瞬間的に動く指先は艶やかでいつまでも眺めていたくなります。
ここからは『Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZE』で撮りました。
何となくのイメージなのですが『Planar T* 50mm F1.4 ZE』は優しく上品な写りに仕上がってくれるようです。
紅色のカーテンが落ち着きを醸し出し、良いアクセントになってくれました。
MFレンズ+ストロボ撮影では、ピント合わせが手動なので通常より時間はかかりますが、より写真を作り込んでいる気がして没頭してしまいます
至る所に刻み込まれている打痕は演奏者の使い込んできた記録であり、それは何に増しても説得力があるもの。
新品の楽器も好きですが、プレイヤーが愛着を以って触り、奏でてきた個体はそれと比較にならない程に格好良いです。
筆者は現在ではミラーレスカメラも使いますが、大切な撮影の時には一眼レフカメラの『EOS 5D Mark III』を持ち出します。
使い込んできたことで得てきた信頼感と安心感は、所有している他のカメラでは感じられません。
スリキズやテカリが増えてきた『EOS 5D Mark III』ですが使い込める間は、まだまだ活躍してもらおうと思っています。