【FUJIFILM】カラースキームで見るフィルムシミュレーション
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FUJIFILMでお馴染みの、「フィルムシミュレーション」。
フィルムシミュレーションには様々な種類がありますが、それぞれの色の特徴や配色がどのようになっているのかを、簡易的なカラースキームを使って見てみたいと思います。
ちなみに、カラースキーム(color scheme)とは、日本語では色彩計画、または配色計画と訳されます。デザインの世界では色の配色を決める際に使われることが多いですが、今回は映像から使われたカラーを抽出することで、「色」の特徴を確認します。
例えば、「PROVIA/スタンダード」では次のようになります。
撮影にはFUJIFILM 「X-T4」と「フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR」を使用しました。 シーンを作る上で色はとても重要な要素の一つのなるので、カラースキームを作っておくと直感的に被写体に合う色味などを選びやすくなると思います。
次も同じく「PROVIA/スタンダード」で被写体を変えてみました。当然、配色は変わりますが使われている色のトーンが同じであることが分かります。
映像では色に特徴のある7種類「PROVIA/スタンダード」「Velvia/ビビッド」「ASTIA/ソフト」「クラシッククローム」「クラシックネガ」「ETERNA/シネマ」「ETERNA ブリーチバイパス」を比較しています。
実際にカラースキームを作って比較してみるとそれぞれの特徴が分かりやすくなりました。
動画撮影の際にlog撮影、後編集でカラーグレーディングといった工程が一般的になってきましたが、カメラ内で様々なルックをその場で選択して撮影が出来るのはFUJIFILMの特権と言えると思います。ぜひ皆さんも、フィルムシミュレーションを使って動画撮影を楽しんでください。