【OLYMPUS】【Nikon】カラ~、カラーネガフィルム3
空気が水分を含んで水っぽくなってきました。春というにはずいぶん早いけれど、少しずつ春が近づいているのを感じます。
おそるおそる出歩いて写真を撮るようにもなりましたが、いつも手にしているOLYMPUS (オリンパス)μ(ミュー)Ⅱの調子がよくありません。まったく気にもとめない日も多いのに、いざ撮影する手だてが無いとなると急に寂しくなります。当分の間は、今手もとにあるNikon (ニコン) New FM2 シルバー、Nikon (ニコン) Ai-S Nikkor 28mm F2.8で撮影することにしました。フィルムはFUJIFILM (フジフイルム) SUPERIA PREMIUM(スペリアプレミアム) 400です。撮影は2021年から2022年です。
μ(ミュー)Ⅱを選んだ時も、シャッターの溜めが少なく、シャッターがすぐ切れるので選びましたが、 New FM2も、マニュアル操作に慣れずにあたふたしながらも、カシャン、カシャン、機械式のいいシャッター音が気恥ずかしくなるような大きな音でします。その音が、どんどん気になったものを撮ればいい、好きなものを撮ればいいんだよと言っているようで、なんだか勇気づけられます。まったく違う2つのカメラ、でも技術者の人達の思いが詰まっているのを感じます。
カラーネガフィルムで撮り続けているのも、写真に写っているものは、たぶん、それ以上でもそれ以下でもなくて、暗室作業をするように、写真編集をするように、カメラやレンズを選ぶのと同じように、写真を撮る人見る人の無意識の思いのようなもの、感情や記憶を呼び覚ますためのすき間を作る手だての1つなのかなと思います。でも、よくわからないので、求めて、写真を撮っているのだと思います。
今年こそは、桜を撮りに行けたらいいなと思います。