私には6歳の娘がいます。

私「今日ママがお家でテレワークだから、一緒に公園デート行こうよ。」

娘「デートやだ。公園で遊ぶの。」

私「だから公園行こうよ。」

娘「デートやだ。」

大事な打ち合わせがあるという理由で家から締め出された私と娘は、寒空の下近所の緑地へ。

カメラは『SIGMA fp』。
そこにやっぱり良いレンズだなと感じる『CONTAX Planar 50mm F1.4 AE』をアダプターを介して装着しています。

ひとまず遊具で遊ばせます。

しかし待ってるこっちはひたすら寒い…

私「ねー、寒いから向こうまで歩こうよ。」

娘「いーよ、あそこに行く。」

「縄文やぐら」と名付けられた、坂を利用して作られたアスレチック。

横にはダンボールソリで遊ぶ特設コースがあるのですが「大人がコケたら骨折しそう」と恐怖を感じるほどの急斜面。

娘「パパも来てー。」

私「えぇ〜、今日は靴がアレだからやめておくー。」

娘「早く来てっっ！！」

私「えぇ〜…」

おそらく世界共通だと思うのですが、子供はハトを見つけると追いかけたくなるもの。

「オレが倒す！」「オレの方が強え！」と叫びながら男子たちがハトに向かってダッシュしていきます。

娘もハトに吸い寄せられるように近付いていきます。

私「捕まえたら今晩はハト鍋な。4羽捕まえてきて。」（冗談）

ハト：バタバタバタ〜

娘「えぇ〜…」

ハトに逃げられ、即興で“ハトダンス”を踊り出す娘。

娘「コムギ（愛犬）も連れて来ればよかったのにねー。」

私「そうだねー。」

娘「ここ台所ね。今からコンロでお料理するの。」

私「サルノコシカケがあるよー。」

娘「え！猿がいるの！？」

私「違うー。サルノコシカケっていうキノコ。」

娘「なんで猿なの？意味わかんない！」

娘「お皿と、お箸と、あとフォークと…」

私「ねー、寒くない？お父さんめっちゃ寒いんだけど。」

娘「全然寒くなーい！」

私「えぇ〜…」

久々の『SIGMA fp』だったので、せっかくだと思いアスペクト比は全て21：9に、色はティールアンドオレンジで撮影しました。

早く暖かくならないかなと思う、今日この頃。

時にキラキラした出来事もない何でもない一日ですが、こういう時間こそ写真に残しておくべきかなと思ったりします。

記念写真より、何気ない日常写真の方が「良い写真だなー」と感じることも多いのです。

カメラのある日常に、ぜひ『SIGMA fp』を。