2022年2月25日に発売されたSIGMA Contemporary 20mm F2 DG DN。
前回は写真での作例をご紹介いたしました。
今回はジンバルを使用した簡単な動画での作例をご紹介いたします。
動画撮影において必須なアイテムともいえるジンバル。
本レンズはジンバルに載せて撮影することが非常に適しております。
なぜなら全長が短く、バランス調整をしやすいからです。
使用したジンバルはDJI RSC 2。
SONYミラーレス機によく使用される有名なジンバルです。
現時点ではメーカー公式サイトには対応表には載っておりませんが、きちんと使用することができました。
レンズ全長が短いと、精密にバランスを取らなくてもジンバル任せでしっかりと調整されます。
短い時間で簡単にバランスを取ることができるので、やはり小型軽量なレンズがおすすめです。
ジンバルの使用は動画において必須ともいえるほど重要なアイテムですが、本当に重いです。
1日使用していると腕が筋肉痛になることもしばしば…。
前置きが長くなりましたが、簡単な動画をご覧くださいませ。
ジンバルDJI RSC2を使用し、SONY α7SⅢのS-Cinetoneにて撮影しました。
※マジックアワーの色表現をできるだけ忠実に伝える為少し明るさを下げて撮影いたしました。
少し見えずらい箇所ありますが、性能を最大限試してみた描写表現の作例とみて頂ければ幸いです。
ご覧頂いてるモニターの明るさを最大にてご覧いただけますようお願いいたします。※
20mmという広さを生かした動画撮影を意識してみました。このように壮大な景色を広く写すことができます。
性能を試すべく、あえてどのシーンも開放F2で撮影しております。奥の街並みの解像力に驚きを隠せません。
開放から素晴らしい解像力、4K動画にしっかり対応できる描写力を持っていることがわかります。
ここからは動画内から切り取りした画像にて動画撮影を振り返っていきます。
冒頭の飛行機と鳥が交わうシーンから、せっかくジンバルを使用しているので少し歩いてみました。
こういうシーンにジンバルは最適で、簡単にブレを抑えた動画を撮影することができます。
色の調節は一切しておらず、すべてS-Cinetoneでの色合いに任せました。難しいマジックアワーの色合いを見事に美しくドラマチックに表現してくれました。
このシーンは明かりが少なく暗かった為、採用するか迷いました。
ですが、暗所部分も黒つぶれせず、しっかり描写してくれていることに感動したため取り入れてみました。
ノイズも全く目立ちません。さすがα7SⅢの表現力です。
最後は日が落ち、マジックアワーの時間が終わった夜の風景も撮影してみました。
周りに街灯などの明るさはなく、街並みの明るさだけでの撮影です。そうとは思えない程の表現力に驚かされます。
最後の月のシーン、実はオリオン座を含めた星座が写っております。月と隣でしたので写しにくかったのですが、取り入れてみました。画面を明るくしていただいて楽しんでいただけたら幸いです。
今回は”綺麗な景色を広い視野で動画を撮る”ことをコンセプトに撮影してみました。
20mmの良さ、そして何よりSIGMA Contemporary 20mm F2 DG DNが高性能を誇っていることが今回の撮影でよくわかりました。
この性能でSONY純正20mmレンズよりもはるかにコストパフォーマンスが優れている点も見逃せません。
このような風景撮影は勿論、セルフィーでの撮影を含めたv-log撮影やSNSに投稿する動画撮影もおすすめです。
24mmだと自分の顔しか写すことができませんが、20mmですと後ろの背景もしっかり写しながら自撮りができるからです。本レンズでしたら歪みも少なく綺麗に写すことができるでしょう。
そしてご紹介したように今回何より皆様にお伝えしたかった事がジンバル撮影に適しているレンズということです。
今回はα7SⅢを使用しましたが、α7Cなどの軽量ボディを選択すればもっと気軽に動画撮影を楽しむことができます。
本レンズで写真撮影は勿論、動画撮影でも重宝するレンズです。
ぜひ皆様もレンズ選びの候補として、SIGMA Contemporary 20mm F2 DG DNを検討してみてください!
▽今回使用したレンズはソニーEマウント用となります。現在好評発売中です!▽