【FUJIFILM】X-T4とオーストラリアの鳥たちに会いに行く
キャンベルタウンというオーストラリアの都市をご存知ですか。
実はこのキャンベルタウンと埼玉県の越谷市は姉妹都市提携を結んでおり、越谷市内にはキャンベルタウンから譲り受けたオーストラリアの鳥たちを実際に見ることができる施設があります。
オーストラリアイシチドリです。
他の鳥たちを驚かせないように撮影をしている中、この鳥だけはかなり近くまで寄ってきてこちらをじっと見つめてきました。
しばらくこちらを見ていましたが、いつの間にか長い足を曲げて眠ってしまいました。
起きているときはクールな顔つきですが寝顔はとても可愛いです。
上からキンバト、ナナクサインコ、ミカヅキインコです。どの鳥も日本では見かけることのない鮮やかな色をしています。
ここにいる鳥の中でも特に見つけにくかったオーストラリアガマグチヨタカです。
先ほどのカラフルな鳥たちとはうって変わって、地味な見た目をしています。夜行性のようで木の陰でじっとしていると見逃してしまいそうです。
施設内には池や小さな滝もあり、そこにはブロンズトキがいました。
「Glossy Ibis」という英名の通り、光の加減で様々な色に輝く羽根がとても美しいです。
撮影中に何度も足の間をすり抜けていくので危うく踏んでしまいそうになったキンカチョウです。
日本ではペットとして飼われている方も多いかもしれません。
巣作りをしていたようで、何度も地面に降りてきては口いっぱいにものをくわえて飛んでいました。
ちなみに頬っぺたにオレンジ色の丸柄があるのはオスで、メスはもっとシンプルな見た目をしています。
今回使用した機材は、「X-T4」と「フジノン XF70-300mm F4-5.6 R LM OIS WR」。
X-T4には5軸・最大6.5段のボディ内手ブレ補正機能がついており、今回の撮影もすべて手持ちで撮影しています。
AFも速く、はじめて野鳥撮影をする方でもきっと思い通りの撮影ができると思います。
これからの季節、X-T4で野鳥撮影を始めてみてはいかがでしょうか。