【FUJIFILM】川辺の散歩(後編)
============前編の記事はコチラ===========
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渓谷遊歩道の中間あたりになると、
水底の小石がはっきり見えるくらい川が浅くなりました。
水の速度も落ち着いてて、水中で藻が静かに揺れているのが見えます。
流れに従って揺れる藻で川の流れが強調されていました。
所々にある段差が、気持ちのいい水音を鳴らします。
水音とX-T4の静かなシャッター音が撮影意欲を刺激させ、シャッターを切るのが楽しくなります。
フィルムカメラだったら何本フィルムを使っただろうか・・・
などと考えながら散歩を継続します。
人工的に作られた段差が間隔をあけて設けられており、
気持ちの良いタイミングで水音が聞こえます。
この場所の橋が最も水に近い位置に設置してあります。
この橋の付近は太陽が良く当たる場所なのか、苔もよく生えており、
岩を美しく緑色に染め上げていました。
更に先に進むと、水音が静かになります。
見てみると、川底がフラットな形状になっており、静かに川が流れているのがわかります。
この先に神社と日本庭園があります。
川底がフラットになり、川の音は小さくなりますが、この先にある小さな滝が気持ちの良い水音を奏でます。
日本庭園あたりまで川沿いを散歩すると、しっかりした柵が現れます。
どこかの水路と交わっているのか、大きな水が流れる音も聞こえてきました。
住宅地も見えていたため、今回の散歩はこの辺でストップして、ゆっくり元の道を戻りました。
川の表情が場所によって変わり、
渓谷遊歩道も場所によって柵の有無や遊歩道の地面の形状が違う為、
飽きが来ない散歩を楽しめました。
川辺は水かさが上がるようなタイミングだと水音が大きく、リラックスした散歩はできませんが、
天候が良く水かさも落ち着いていると気持ちの良い散歩が楽しめます。
私が散歩した日は水かさも落ち着いており、天気が良いベストなタイミングでした。
季節が変わればまた違った景色が楽しめそうなので、
機会があればまた行ってみたいと思います。