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【Leica】Q(typ116)を1年使ってみて

【Leica】Q(typ116)を1年使ってみて

2021年3月。初めてのデジタルライカとしてLeica Q(typ116)を手に入れました。
今回は約1年間、Leica Qを使って感じたことをまとめてみました。

Leica Qに決めたきっかけは、日常に使えるカメラが欲しくてコンパクトカメラを探していたことでした。
条件としては画質優先でズームレンズではないこと、フィルムカメラのサブ機としても使える事でした。
候補となったのはハイブリットファインダーと富士フィルム独特の色味が魅力のFUJIFILM X100シリーズ、
コンパクトで機動力が高いRICOH GRシリーズ。コンパクトなボディの中にフルサイズの楽しさを凝縮したSONY RX1シリーズでした。
上記の3シリーズは過去に使用したことがあり魅力や実力は十分にわかっています。

どの機種にしようか絞り込むなかで、実は外していた機種がありました。
それが今回のLeica Qです。フルサイズ単焦点で高画質カメラですが、候補の機種に比べると大柄で、Leicaというと正直敷居が高い。
また、28mmという画角が少し苦手ということもあり、候補から外していたところがありました。
ただ、比較検討をする中で一度はデジタルライカに触れてみたいという思いが湧いてきて思い切って手に入れたのがLeicaのQでした。

初めて手に取った感想は、コンパクトデジタルカメラとしてはやはり非常に大きいという感覚でした。
しかし、実際に構えてみると程よいボディバランスを持っているため構えるとしっかりと手に収まり、
金属ボディから伝わる剛性感などがさすがにライカといったところ。
これはコンパクトデジタルカメラではなくLeicaのQというカメラで有ることに気が付かされます。
また、シンプルな操作系統や368万ドットファインダーなどがより一層、写真を撮る道具としての魅力を高めてくれます。

搭載されたレンズは明るい広角レンズのズミルックス28mm F1.7。28mmの画角はスナップとして使いやすく、
風景などを取る際には同じスナップなどで使われる35mmのレンズと比較して十分な広さを持つため使い勝手の良い画角でした。
一眼レフの28mmが苦手だった筆者も、Leica Qを通した28mmは自然と受け入れられていたのが驚きでした。
また、50mmレンズで撮ることが多いフィルムカメラとの相性も良く、サブでもメインでも切り替えて使うことが出来ます。

実際に写真を撮ってみると単焦点の解像度の高い描写力に加えて落ち着いたトーンの中で空気感を写しだす力に、
Leicaのレンズとはこういうものなのかということを感じることが出来した。
同時にズミルックスの名を冠するF1.7のレンズは、被写体に近づいて撮影する際に十分なボケ感出すことが出来ると同時に、
明るさがあるので、搭載された手振れ補正と相まって少し暗い場所でも安心してシャッターを切ることが出来ます。

近接能力も高く鏡筒付け根のリングをMACROに回すと最短撮影距離を30cmから17cm切り替えられるので、
旅の途中で出会ったグルメなどを撮影するなど柔軟な撮影に対応することが出来ます。
この様々なシチュエーションでの対応力もLeica Qの魅力となっていて、
普段使いから旅行のお供にまで、これ一台でどこへでも行けそうな気がしてきます。

Leica Qを1年使って感じたことと。それはいつでもどこでもそばにいて頼もしい相棒となってくれるカメラ。
このカメラと一緒に日々を過ごしてみませんか。

[ Category:Leica | 掲載日時:22年03月22日 12時00分 ]

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