初夏を思わせるような暖かな4月初旬。ここ最近気になっているシグマfpとContemporary 35mm F2 DG DNを持って、2駅先の都立公園に行って来ました。つい先日までは外出時には分厚いコートを羽織って行かなければならなかったのですが、上着無しで軽い気持ちで撮影に出かけることが出来ました。50mm画角がメインの筆者、35mm画角はどんな視界を見せてくれるのか楽しみです。
焦点距離50mmを使い慣れている筆者は最初は戸惑いましたが、いつもより数メートル前に出て撮る感覚を掴んでからは、新鮮な視界を楽しむことが出来るようになりました。どんな物にも言えることですが、まずは使ってみないとわかりません。
綺麗に並んだユキヤナギがありました。こういう奥まで並んだ景色を撮れるのも35mmという標準よりやや広い画角のお陰です。
ファインダーを覗くと目で見たものとは違った景色が広がり、35mmの画角で見える景色を面白く感じました。少し画角が変わるだけで、世界は変わる。35mmに愛着が湧いてきました。
とても大きな木なのでそれだけで存在感があるのですが、こういうアングルで撮ると圧倒的な迫力を感じます。同じ被写体でも画角の違うレンズを使うと別の姿を見ることが出来てとても新鮮です。
数日前の雨で散ってしまったと思っていましたが、まだ桜が残っていました。緑の木々に囲まれた中にピンクが程よいアクセントになっています。
この公園に来るたびに撮りたいと思って撮れなかった池の全景をようやく撮ることが出来ました。
池の表面に映る木まで描写出来るあたり、シグマfpの描画力の高さがうかがえます。
今日の撮影で一番気に入った1枚です。空の青さ・池の表面・桜の木、全てが上手く収まった写真です。35mmの画角だからこその景色の広がりに、大満足です。今日1日使ってみてこの画角がすっかり気に入ってしまい、筆者のお気に入りレンズベスト3にランクインです。
気温が20度まで上がり歩いていると少し汗ばむ日でした。カラス達も池のほとりで気持ち良さそうに水浴びをしています。
筆者がメインで使用している50mmよりも広く、新鮮な気持ちになりました。Contemporary 35mm F2 DG DNは開放F2の明るさですがコンパクトなボディで、スナップに気軽に持ち歩けます。シグマ fpの圧倒的な描写力とこのレンズの組み合わせはこれからの季節のお散歩にはうってつけの組み合わせです。
筆者がfpが気に入ってる理由は圧倒的な性能もそうですが、そのフォルムです。直方体のボディなのになぜか握り易く、なによりカッコいいです。このいかにも『メカ』感がありつつもお洒落な姿がオトコゴコロをくすぐります。