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【Carl Zeiss】Z5で使うPlanar T* 50mm F2 ZM

Mマウントレンズはオールドレンズから現行のレンズまで種類がたくさんあり、見ているだけで楽しくなってきます。
機会がある度にいろいろなレンズを試して、このレンズはこんな写りをするのかと発見する毎日です。
今回は、その中からCarl Zeiss Planar T* 50mm F2 ZMを選びました。
あわせたボディはNikon Z5です。一年前に購入した念願の自分のカメラです。
使うにつれ、私にとって自分のZ5が最高であるという気持ちが高まっており、出来るだけ自分のZ5を使いたくなります。

F2で撮影すると、被写界深度の浅さに気づかされました。
奥の青のりにピントを合わせると、手前の青のりはすでにボケています。

もう少しだけ明るくして撮影した方がより美味しそうに写るかもしれない。
そんなことを考えながらシャッタースピードを調整しました。
食べ物を撮影するときに特にマニュアルでのピント合わせのスピードを意識します。
どこにピントを合わせようか迷っているとお好み焼きの上に乗った卵が落ちてしまいました。
少し悲しい気持ちになりましたが、卵をもとの場所に戻し何事もなかったかのように食べました。
MFでのピント合わせをもっと早く出来るようになろうと思いました。
美味しかったです。

コーヒーの美味しい喫茶店に行きました。
Planarを使ってみて思ったのは、アンダーで撮ることに向いているレンズではないかということです。
もちろん、オーバーで明るめに撮影しても良いですが暗めに撮る事でしっとりとした雰囲気がさらに際立つと思いました。

また、ピントの線が細くて繊細です。
芯の尖った鉛筆で一本線を引いたようなピントの際立ち方だと感じます。
写真を撮っていて、しんとした落ち着いた気持ちになる不思議なレンズだと思いました。

何となくアンティーク調の店内だと思っていましたが、よくみると中華系の小物が多くあります。
木のぬくもりが居心地のよいお店でした。
Nikonは特にMマウントレンズの個性をうまく引き立ててくれると使うたびに思います。
見たままをそのまま写してくれるNikonが、見えている景色より少しだけアーティスティックにしてくれることの多いMレンズを、うまくサポートし、わざとらしすぎない丁度良い塩梅にしてくれていると感じます。
今回Planarを使ってみてもそう思いました。
レンズの個性をそのまますっぽり受け入れてくれるカメラです。

同じ構図で前のケーキにピントを合わせた一枚と、後ろのケーキにピントを合わせた一枚。
ピントをどちらにあわせるかで写真の雰囲気が少し変わってきて面白いです。
前のケーキにピントを合わせた一枚はマウントアダプターのヘリコイドを動かして撮影しました。
マウントアダプターを選ぶときにヘリコイドを付けるか付けないか迷いましたが、撮影できる幅が広がるのでヘリコイド付きのもので良かったと思うことが多いです。

・・・

NikonのZとMレンズはどちらの良さをお互いに引き出せる組み合わせではないかと思っています。
これからも頼れる相棒のZ5にいろいろなMレンズを付けて写真を楽しんでいきたいです。






[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander Nikon | 掲載日時:22年05月08日 12時00分 ]

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