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【OM SYSTEM】OM-1で挑むSUPER GT in 富士スピードウェイ

皆様には、ゴールデンウィークは「必ずここへ行く」や「絶対にこれをやってる」といった恒例行事はありますでしょうか。
学生の頃は自分にとって「GW=ロックフェスに行く」という方程式が成り立っており、埼玉へ入りびたり、千葉へ入りびたり、大阪へ入りびたり…アクティブな時は埼玉と千葉を股にかけて一日おきに違うフェスに行くこともありました。若さゆえの行いです。

そんな青春も少しずつ落ち着き、3年ほど前からでしょうか?今では「GW=SUPER GT」にその式は書きかえられています。
ということで今年も富士スピードウェイへ出向き、熱き戦いを『OM SYSTEM OM-1』で収めてきましたのでその写真をご紹介させてください。

さて、この日は夏先取りというような強い日差しが降り注いでいましたが、吹き抜ける風が心地良くレース観戦には絶好のお天気。長らく感染症対策で行われていなかったピットウォークにも参加することが出来ました。マシンや選手を間近で見ることが出来るという事で、まずレンズは『Panasonic LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 ASPH. POWER O.I.S.』を装着。パナライカ屈指の中望遠単焦点で贅沢に楽しみます。

臨戦態勢と言わんばかりの迫力のあるマシンのいで立ちにワクワクします。さらに、最後の調整を行っている所も見れてしまったりとファンにはたまらないワンシーン。

これには思わずミシュランマンもにっこり。

ピットウォークの時間が終わり、いよいよレース開始。この日のメインレースは「SUPER GT Round2」の決勝戦。ですが、その前に行われたポルシェカップの決勝戦で私もカメラに熱を入れていきます。久しぶりの流し撮りという事で感覚を取り戻すのに少々時間がかかりましたが、『OM SYSTEM OM-1』×『OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO』の組み合わせに心躍ります。

ボディとレンズ、合わせてもおよそ2Kg。それでいて、フルサイズ換算600mmの超望遠、開放F値4という完璧なスペックを操ることが出来ます。
フルサイズセンサーのシステムで同じスペックを得たいなら、レンズだけで3Kgオーバーということもざらです。肉体への負担が軽減され、撮影に集中することが出来ます。なんという快適さ。

これには思わずアウグスト・ファルフス選手とミシュランマンもにっこり。

引き続き行われたのはエアレース・パイロット室屋義秀選手による圧巻のフライトパフォーマンス。恒例行事となっていますが、何度見ても度肝を抜かれてしまいます。一番の見どころはやはり富士のホームストレートを貫いていくこの瞬間!写真に収めたい!でも肉眼でも見たい!贅沢な悩みですが2回披露してくれたのでどちらも叶えることが出来ました。

さぁ、いよいよメインレースが始まろうとしています。グランドスタンド前に並ぶ様子を見て、なんでしょう涙が少しこみあげてくるようです。
「ああ、今年もここに来れたんだな」

最終チェックや打ち合わせに余念のない各参加チーム。レースはマシンと選手だけでなく、コーチやエンジニアなどチーム一丸となって勝ち取るものなのでしょう。ホームストレートでの姿を、柵の切れ目から超望遠で写させてもらいました。『OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO』の立体感のある描写がたまりません。

いよいよスタート!スタンドから、コース沿いから、沢山のカメラマン達が思い思いに走り抜けるマシンの勇姿を収めています。私のつたない写真もご覧いただきましょう。

『OM SYSTEM OM-1』は本当に素晴らしいカメラで、私のようにたまにしかサーキット撮影をしないユーザーを全力で支えてくれます。新開発された「AI被写体認識AF」にはサーキット撮影のモードがあり、車体そのもの、あるいはF1やバイクレースではドライバーのヘルメットにAFを追従させ続けてくれます。進化したAF性能と手ブレ補正により、歩留まりが大変良かった印象です。

サーキット撮影でどうしてもネックになってくるのがフェンスの存在。このフェンスをいかに感じさせないように撮れるかが一つのポイントです。なるべく長いレンズで、被写界深度のバランスを見極めて・・・
一方で、2枚目の写真は撮影中にピントが外れてしまい手前のフェンスに合っていますが、それが逆にカッコイイな…と後から気付いたお気に入りのカットです。

たった1日ではありましたが『OM-SYSTEM OM-1』でのサーキット撮影を思う存分行うことが出来ました。
OLYMPUSからOM SYSTEMに変わり、最初にして最高の一台と言っても過言ではない本機。マップカメラでは発売から少し経った今でも大変人気ですが、その理由を身をもって知ることが出来ました。超望遠の動体撮影を、軽量な機材でアクティブに行いたいという方にはこれ以上ない選択肢だと感じました。サーキット撮影好きの方にぜひ一度お試しいただきたい組み合わせです。





[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年05月08日 13時43分 ]

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