いつもマップカメラスタッフブログ「The MapTimes」をご覧いただきまして誠にありがとうございます。
6/1は「写真の日」ということで、6月中は連日特集ブログを掲載していこうと思います。ぜひお楽しみください。
私は、フルサイズミラーレス機を持っているのですが、いつの頃からか持ち歩くことをやめてしまった。
買った当時は小さいなと思っていたものの、人間は慣れてくるとどんどん上を求めるもので贅沢になってしまいがちです。
引き続きとても愛着をもって、そのカメラにも接していますが毎日持ち歩くまでのコンパクトな運用に巡り合えず「撮るぞ!」と思い立った時にしか持ち出していません。
ある日、そういった生活が終わったのは、FUJIFILM X-Pro3を使ってみたからなのでした。
メインの相棒は大口径の明るいレンズと「フルサイズミラーレス機」なので大きなシステムになりがちです。
それとは真逆に「コンパクト」をテーマにした組み合わせを目指し、FUJIFILM X-Pro3とフジノン XF 18mm F2 Rで撮り歩いた写真を紹介してまいります。
毎日、カメラを持ち歩きたいと考え始めたのは1年くらい前。
コロナ禍の中、人が少なくなった繁華街や様子を記録しておきたかったというのもありますが、一番は写真を撮影する事が好きだからという根本的な理由があります。
メインで使用してる機材は、結構荷物になるのです。当然重さもそこそこあります。そういった理由で、カメラがだんだんと毎日の荷物から外れることが多くなっていきました。
持ち歩きやすく、メインで使っている機材とはまた違う感覚で写真が撮れる1台をずっと探し求め始めました。
楽しく持ち歩くには見た目も好きではないと持ち歩かないしフォーマルにもカジュアルな恰好にも合うデザインで、エントリー機では私は満足できないだろう…というところから、結果的に何台かに絞り込まれていくのですが最終的に現れるハードルは「価格」であり手の届く範囲を見るとカメラ選びの最適解が私にとってはFUJIFILM X-Pro3でした。
毎日持ち歩くものとして、見た目というのは非常に重要だと思うのです。おしゃれの一環として気に入ったカメラを持ち歩き、思い立った時に気軽にシャッターを切っていく。
何も考えずにそこに見えているものを撮るときもあれば、目の前にある被写体をじっくりと焦点の位置を決めて撮影することもあります。
そういうスナップの楽しみ方がとても楽しいカメラです。
何も考えずに撮影できるというのは、深い意味もなくて本当に何も考えずに撮影できるのです。
FUJIFILM X-Pro3というカメラは背面液晶が閉じられていて、実際に使っている私も持ち歩いている時はメニューを開くとき以外にほとんどプレビューを見ません。
不便だなぁという人は当然いますし、実際機能的な側面から見れば不便なのは間違いないでしょう。
フィルムカメラの時に背面にあった、入れたフィルムを忘れないようにフィルムの箱を切り取って入れておく「メモホルダー」を模した形の背面サブ液晶。設定しているフィルムシミュレーションのパッケージデザインが表示されるユーモアもお気に入りです。
世間一般的な基準からいう「デジタルカメラ」に対して不便さを持っている機種であることは否定しませんが、私には全く問題ではありません。
このカメラだから体験できる普段使いの満足感があると感じています。
出かけるときに、荷物にならないし下げていても首が痛くならない程度の重さというのもとても大切なポイントです。
毎日カメラを持ち歩き撮影するということは、カメラが好き・写真が好きという人間でも条件が揃わないとなかなか持続しないと思うのです。
私にとって、そんな条件がこのFUJIFILM X-Pro3というカメラで叶いました。
デジタルカメラユーザーの方で、背面液晶の確認から解放されるという体験をしたことがない方は、一度使用してみるとわかることがあるかもしれません。
これからも毎日写真スナップ、続けていこうと思います。
使用機材はこちらです!