『SONY α7』を使い始めて早数年。
ずっと使い続けている間に技術の進歩はどんどんと進み、α7は四代目まで生まれてしまいました。
α7シリーズではおじいちゃんポジションかもしれませんが、まだまだ使い続けたいと思います。
ただ最近気づいたことがありました。これだけ使ってきていても動画機能をしっかりと使ったことはない、と。
今はもう一眼カメラで8Kまで撮れる時代にフルHDで撮影するなんて、と思われてしまうかもしれませんが(動画を扱う方にとってフルHDはまだ現役らしいです)しっかりと三脚に立てて、まじめに動画を撮影してみました。
冒頭のカットは向こうを向いている標識にピントを合わせましたが良い立体感です。
同じポジションで写真も撮っておきました。どうせなら、とこれ以降は動画と同じアスペクト比の「16:9」で撮影した写真カットです。
ちなみに紫陽花が名所と聞いて訪れたのですが、少し早かったようです。この記事が上がる頃にはこの場所も見ごろを迎えているのではないでしょうか。
可変式NDフィルターが欲しくなった陽射しの強かった初夏の日。適切なシャッタースピードで撮ることは諦めて、せめて適切な露出を心がけようと設定しました。
クリップによっては動画編集ソフト内でハイライトの調整などかけました。やはりRAW現像するよりはレタッチ耐性が低いため、撮ったその場での調整が大事になってきます。
ちなみに皆さんにとっての「この一本」というレンズは何でしょうか?
写真を撮り続けているとそういう「出会い」はいくつもあると思いますが、今の私にとっての一本は「SIGMA Art 50mm F1.4 DG HSM」です。
もちろん「50mm」というレンズは本当に良い出会いが多くて、これが1番!というわけでもありません。個性や表現力がそれぞれにあって、違うレンズも魅力的です。
この光の繊細なトーンなんて興奮してしまいます。
「α7」で動画を撮ってみて、本気で作品撮りをするならスペックをアップさせたいなとも思いましたが、日常的な記録動画であればこれでも十分綺麗ではないでしょうか。
撮りためたクリップを編集しながら一つのものに仕上げる。というのは思った以上に楽しくて、じっくり時間をかけられるようになったら、真剣に動画も撮ってみたいなと思いました。
今回は、写真を撮ってきたからこその動画も少しご紹介させていただきました。少しでもお愉しみいただき「動画を撮ってみようかな」と思うきっかけになれば幸いです。