3年ぶりの地元への帰省ということで、せっかくなので新しいレンズを購入しました。購入したのは「TAMRON 20mm F2.8 DiIII OSD M1:2」。今回は地元秋田にて本レンズで撮影した写真を紹介したいと思います。
出発前の天気予報は傘マークが並んでいたのですが、不安をよそに晴れてくれました。朝方まで雨が降っていたということもあり遠くに雲が残り、そして青い空に青々とした田んぼがとてもきれいで雄大な景色でした。
盆地にあるため奥のほうには山々が連なりその上に広がる雲がさらに風景を大きく見せています。広大な景色を映し出すことができるのもこのレンズの良さです。
実家は田んぼに囲まれており、その自然の中を息子が虫取り網を片手に走り回る光景はまさに夏休みといった感じでした。
本レンズは被写体にすごく寄って撮影できるという特徴もあります。最短撮影距離は0.11mでレンズ名にもあるようにハーフマクロが撮影可能なレンズとなっております。
家の前に咲いた朝顔。花びらの小さな水滴や花脈も写るところまで寄ることができます。
広い背景を残しつつ電信柱を迫力のある角度で撮影できるのもこのレンズの良さです。子供のころ見慣れた電信柱がなんだかかっこいい一枚になりました。
都会ではこういった一本道はめったにお目にかかれませんが、子供のころは当たり前にあったような風景が今あらためてこうしてみると貴重なものだったのだと思わされます。
午後からは、山の中にある釣り堀へとやってきました。前回の帰省の時にもこの場所で釣りをしたのを息子が覚えており、よほど楽しい思い出が印象に残っていたのか息子たっての希望で3年ぶりに訪れました。
子供の成長は早いもので3年もたつと竿を振る姿も前回よりも力強くなり、たくさんの魚を釣り上げることができました。
すぐそばにお土産屋さんもあり、地元秋田ならではのお土産を買うこともできます。このレンズで撮影しているとつい空を撮りたくなってしまいます。
秋田の夏の最後は、花火で締めくくりました。
最後に。
今回、旅のお供にと購入したレンズでしたが期待以上の活躍をしてくれました。軽量・コンパクトという点は移動や持ち運びを快適に、1本で風景・ポートレート・スナップ撮影をこなす万能感、20mmの超広角でありながらハーフマクロ撮影も可能な表現力の幅広さはいろいろな可能性を見せてくれました。価格面でもお求めやすい価格となっておりコストパフォーマンスの高いこのレンズはかなりおすすめです。是非、旅のお供に、TAMRON 20mm F2.8 DiIII OSD M1:2で楽しんでみてはいかがでしょうか。