【マクロで撮る Vol.3】Nikon NIKKOR Z MC 50mm F2.8と伊豆高原
「マクロレンズ」というと被写体を大きく写すレンズのイメージがあるかもしれません。
しかし、マクロレンズには近接撮影能力以外にもいろいろな魅力があります。
【マクロで撮る】では様々なマクロレンズを通してその魅力を紹介していきます。
第3回目にご紹介するのは「Nikon NIKKOR Z MC 50mm F2.8」です。
50mmとスナップにも使用しやすい標準レンズかつ、等倍マクロと大きく映すも何気ない画を切り取るのにもちょうどよいレンズです。
今回はNikon Z5と共に、伊豆高原の美術館を散策しました。
マクロレンズはやはり寄る為の最短撮影距離の短さがポイントです。
可動域が多い分、AF速度は落ちますがスナップであれば速さは気になりません。
Nikonのマイクロレンズは実効F値で表示されることが、他メーカーと違い最大の特徴でもあります。
Mモードで撮影していても、実効F値で表示されるので、撮影する際の露出にも注意が払えます。
さらに絞りこむ際は、Fnボタンに絞りプレビューを割り当てて、絞りと露出のイメージも簡単に撮影前にチェックができるのが、ミラーレスかつニコンのマイクロレンズの素晴らしいところです。
寄りも引きもそれぞれ残したいと思いながらも、無意識に寄った画が多くなるのもマクロレンズならではの面白さでもあります。
撮影した日はかなりの晴天で9月に突入しても夏真っ盛りの猛暑で、撮っては涼んでの繰り返しでした。
汗っかきな筆者としてはもうそろそろ涼しくなってもらいたいのも本音ですが、夏ならではの青空や景色を収めることが出来ました。
最後は美術館内のレストランで一息ついて、美術館を後にしました。
Nikon NIKKOR Z MC 50mm F2.8は、標準と呼ばれる定番な焦点距離だけでなく、F2.8と大三元と呼ばれるレンズが採用しているF値、
さらに、等倍まで接写が可能といった、スナップ撮影には非の打ち所がないレンズでした。
カメラをこれから始める方も、サブ機としてコンパクトなボディで撮りまわしたい方にも、最初の単焦点を探している方にもオススメしたい、とても利便性も単焦点としての画質も高い素晴らしいレンズでした。
50mm × マクロレンズ の組み合わせにハマってしまいました。
ご覧のお客様もこの組み合わせの虜になっていただければ幸いです。
マクロレンズの魅力を伝える【マクロで撮る】次回もぜひお楽しみに。