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【Voigtlander】待望のNOKTON Zマウント用が最高に好みだった

【Voigtlander】待望のNOKTON Zマウント用が最高に好みだった

発表時またたく間に話題となり、待ってましたの声も聞こえる『Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical(ニコンZ用)』。先日、発売日が10月26日と決まったことでワクワクとした気持ちがさらに高まってきています。
先行して撮影する機会に恵まれましたので、実際の写真を振り返ってみようと思います。

難しい天気だなと思いながらも撮った一枚。雲の割合が多く眠たい写真になってしまいがちですが、色表現がとても好み。すっきりと観た通りの色を誇張することなく描いてくれています。組み合わせた『Nikon Z6II』のクリアな写し方も一役買っているのでしょう。

自分自身の撮影のクセと言うのか好みと言うのか、露出をアンダー目に調整することが多いです。
これがまたこのレンズとの相性がバッチリです。柔らかく光を受け取り、繊細な影のグラデーションを感じることが出来ます。

手水舎を覗いてみると、なんとも迫力のある吐水口を発見しました。なぜ龍を象っている所が多いのだろうと昔調べたことがありますが、古来から日本では龍神は水を司る神さまなんだそうです。それゆえ、身を清めるための手水舎には必ずと言っていいほど龍がいるんだそうです。それにしても、今まで出会った中でも1,2を争う力強さ。これなら邪悪なモノが立ち入る隙はなさそうですね。

頭上から枝垂れてきているつるを、最短撮影距離でじっくり撮影しました。F2.8まで絞っているのですが後ろには途方もないボケの森が広がっています。

ゆっくり歩いていると、まだ灯っていない明かりの上でカラスが休んでいるのを見つけました。心の中で「撮らせてもらってもいいかい?」と念じてみると、「しょうがないなぁ」と言わんばかりにひと鳴きしてくれました。それにしても、『Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical(ニコンZ用)』はピント面の立体感が素晴らしいです。開放で素早く撮った一枚ですが、背景から浮き上がるような写りがカメラの背面液晶からでもわかり、浮足立ちながら帰路に付いたのを覚えています。

少しだけ街歩きでスナップ撮影もしました。開放付近では周辺減光が出るわけですが、これがまた好みにドンピシャです。撮りたかったシーンにスマートに視線を誘導してくれるのです。
解像し過ぎず、その場の雰囲気を大切にしてくれるような写りがたまりません。40mmと言う画角も、スナップにはうってつけではないでしょうか。

最後に見て頂くのは本当に何気ないカットですが、なんだかお気に入りです。青いタイルで囲まれた場所に噴水装置が備わり、時間と共に涼しい演出をしてくれます。ちょうど水勢が収まったころ、強く差してきた西日で水面が美しく透けたように見え、その瞬間を慌てて撮ったものです。あまりにも衝動的だったため、撮れていないだろうなと半ば諦めていたのですが見返してビックリ。自分の撮りたかった風に写ってくれていて、より一層「これは好みの組み合わせを見つけてしまったな」と口角が上がったのでした。

元々良い印象のあった「NOKTON」。Zシリーズとの組み合わせは、また新しい世界観を生み出してくれているような気がします。
発売まであと一ヶ月ほど、Zマウントユーザーの方はぜひご予約して手に入れて頂けると幸いです。

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander Nikon | 掲載日時:22年09月24日 11時05分 ]

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