気温が下がり、秋風も身体に染み渡る季節となってきました。今回は秋の植物を撮影しに埼玉県川口市にある「川口グリーンセンター」を訪れました。機材は「OM-D E-M1 Mark II」。カメラグランプリ2017大賞を受賞し、とても完成度の高い機種として人気を博しました。実は植物を撮るのは初めての筆者、とりあえず私物のレンズを三本もっていきました。
敷地内の温室エリアは今年の3月に閉鎖していましたが、広場では秋らしい植物が植えられていました。こちらはコキア、、の怪獣です。紅葉の途中で、紅葉した部分が模様のようになっていて、どこか可愛げがあります。
近づいてみると、怪獣の間の抜けた顔からは想像できない大人な空気感を感じます。M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PROで撮影してます。
フレンチマリーゴールドは直線的な色の配置をされていました。開放で撮影したので奥へボケていく表情もダイレクトに伝わってきます。
下の写真はM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROに変えて撮影しました。きりっとした描写はもちろんの事、ボケ感もいい雰囲気をつくりだしています。
秋の花といえばやはりコスモス。広場のメインを飾っていました。オリンパスといえばアートフィルターも魅力の一つ。撮る側としては、何枚も撮るなかで気軽にリズムを変えたりできるのでとても助かる機能です。今回は「ネオノスタルジー」を使用しました。
実は花を撮るのは初めての筆者、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROは植物に対しても、ポテンシャルを発揮しやすいと感じました。
帰り道は行きと違い、植物の存在を強く感じながら帰りました。落ち葉の中に元気に育つ小さな命、対比がとても心地よく感じ、実はポケットに忍ばせていた小さなレンズM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8でパシャリ。
全て撮って出しですが、マイクロフォーサーズという小さいセンサーに大きな表現力を感じます。OM-D E-M1 Mark II は2016年12月22日に発売し、もうしばらくで6年になります。フラッグシップ機ですが、中古価格は落ち着いており、コスパの良さが光っています。軽くて小さいレンズも選択肢として多い規格だからこそ、自分のスタイルに合わせてくれる相棒としてもオススメです。