連載中の「カメラを愉しむ」vol.71 は、「FUJIFILM 開放F1.2で撮る紅葉とCafe Snap!」をご紹介。
今回持ち出したボディはFUJIFILM X-T1、装着するレンズは七工匠 7Artisans 35mm F1.2 (フジフイルムX用)で動画と静止画をお届けいたします!
薄暗いCafeでどこに撮影に行くかジックリ考えます。開放F1.2のとろけるようなボケ味とベルビアの彩度の高い写りがこのレンズと相性が良く、ひとりこのレンズはアタリ玉だとワクワクが抑えられません。
絶妙なボケ味。今人気の中華レンズ「銘匠光学 TTArtisan」はとても優等生で魅力的な描写をしますが、七工匠は少しクセがある。操るためにはその特性を知ったうえで、どう撮ったら面白く撮れるかなどと考えて撮影する必要があるじゃじゃ馬な気質があるレンズラインナップであると感じます。
F2.8まで絞ればご覧の通りエッジが引き締まり、一気に扱いやすいレンズに大変身!絞り1段1段にその絞り値だけの表情があるのがとても面白い逸品だと思います。
陸橋に描かれた紅葉の絵。その延長線上?とでも言いましょうか、紅葉している葉っぱが!
F1.2の世界はワクワクが沢山!ファインダーを覗いているだけでも幸せな気持ちになってきます。
都内のとある公園、東京都にこんなに美しい紅葉が見ることができる場所があったことに驚きます。
神社で菊まつりが開催されていたので。ローアングルからF1.2で花びらを狙ってみました。
今度はF2.8まで絞り込み神社のご神木にピントを合わせてみました。このイキイキとした表情が伝わるでしょうか。
気が付けばもう夕暮れ、日の短さに寂しさを感じながら散歩しているとあの世界の名車が!「ランチア デルタ インテグラーレ」というイタリアの車ですが、車関係の仕事をしていた頃にはよく触れる機会があったのですが今となってはとても希少な1台となってしまいました。
お腹も空いてきたところで、シェフおまかせのペペロンチーノを注文。世田谷区の三宿には手頃な価格ながら、美味しいイタリアンが沢山あるのでおすすめです。
オートフォーカスレンズよりも写欲スイッチの入りやすい「マニュアルフォーカス」。
なんかめんどくさそう。そう思われる方も多いと思いますが、意のままに表現できるこの感覚は使ってみないとなかなか実感できないものだと思います。ぜひマニュアルフォーカスの明るい単焦点レンズをお試しください。