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【Leica】M2といっしょ

以前は季節が変わるたびに、そしてカメラを購入するたびに、

こうして記事を書いておりましたが、久しぶりに更新をさせていただきます。

カメラ屋さんになってもうすぐ4年、初々しさのなくなってきた今日この頃です。

 

本日は私のメイン機材であるLeica M2をご紹介させていただきます。

LeicaのM型となると、もう紹介するまでもない名機であるかと存じますが、

ご興味がある方だけ、しばしお付き合いくださいませ。

 

 

カメラとの出会いはいつも突然。

今回のM2についてもご縁があって私の手元へやってきました。

 

セルフタイマーつきのレバータイプのシルバークローム。

修理で調整された私のM2は張り革はオリジナルでないものの、

オリジナルに比べ手触りが柔らかく、私の手に馴染みます。

 

一本目のレンズとして選んだのは通称6枚玉。

ズミクロン M35mm F2 の所謂ツノなしです。

 

どちらかというとコーティングの発達していないLマウントの写りが好みのため、

Lズマロンにするか非常に悩ましいところではございましたが、

私もそれなりにミーハーなもので、結局ズミクロンを選んでしまいました。

なぜ我々は「ズミクロン」という響きにこんなにも弱いのでしょうか。

 

 

ズミクロンはある程度パリッと描写しますが、それでも現代のレンズに比べるとどこか柔らかさを持っており

優秀でどこか安心する写りをします。

 

 

こちらはバルサム切れの目立つLズマールを使用していますが、

光源があるとまるで特殊なフィルターでもつけているように光がにじみます。

 

 

白い花も同様に。

この2本を持つとどこからレンズを変えたのか一目でわかるくらいに違う写り方をします。

当時のこのズマールがどんな写りをしていたのか、それはもうわかりませんが。

 

 

M2の購入前はフィルムのCLを使っていました。

年代としても近い40mmのズミクロンは外観、写りともに6枚玉にかなり似ている印象を受けます。

40mmになれてしまった気がして、この「5ミリ」の差のせいかまだうまく使いこなせず。

 

 

 

気づけば日が暮れるのがすっかり早くなりました。

こうなるとフィルムカメラの出番は想像以上に早く終わります。

日が暮れていく中フィルムが終わってしまったときは

高感度フィルムを入れるか、ここでやめておくべきかとても悩みます。

それが旅行先であるならば尚更。

 

 

 

M2を手にしたのが今年の3月頃。

2人で越す初めての冬がやってきます。

きっと雪の中撮影するには手が痛くなるでしょうから、ケースを買うべきでしょうか。

 

そんなことを考えながら師走を迎えました。

M2と6枚玉と、来年はより仲良くなれますように、願いを込めて。

 


[ Category:Leica | 掲載日時:22年12月03日 17時40分 ]

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