久しぶりの晴天の休日。
この時期にしてはかなり暖かくて、出掛けたらとても気持ちが良さそうな日です。
いつもならすぐに散歩の準備となるところ。
カメラを持って「さあ今日はどの辺りを歩こうか」となるところです。
なのに残念ながら現在足を負傷中のため我慢。
思い付いたどの方面にも行けそうになく我慢。
せっかく晴天でとても暖かい休日なのに我慢。
家で大人しく過ごすことにしました。
目の前にいる『Leica Q2』とのんびり寛ぎたいと思います。
先ずは、家の中ということで、レンズの根元を回して最短撮影距離17cmのマクロモードにします。
そしてデジタルフレーム。
今回は28mm以外の焦点距離、35mm、50mm、75mmをボタンひとつで選びながら撮っていきます。
焦点距離35mm
35mm、50mm、75mmの焦点距離で撮影した画像はそれぞれ3000万画素、1470万画素、660万画素のJPEG形式で記録されます。
28mmの撮影では、最大記録画素数4730万画素のJPEG形式とDNG形式の両方で記録されます。
焦点距離35mm
今回はギターに被写体になってもらいました。
昔ずっと音楽活動をしていて、その最終期の頃に使用していた中の一本です。
焦点距離50mm
長い間眠らせてしまっている分、マクロだとバレてしまう劣化などがいろいろ見えてしまうかと思います。
でもそれも味のひとつとなってくれたりして、「なんかカッコイイ」っていう感じで写っていたら嬉しいのですが…。
焦点距離50mm
世界的に有名で、代表的で、多くのギタリストが好む「そっち系」のギターも以前は使用していました。
音が非常に良くて、ヴィンテージものになるともう感動的なレベルで、でも自分にとって極僅かに弾きづらかったのです。
焦点距離75mm
最終的に手元に残したのは、「そっち系」とは異なるタイプで、最も弾きやすかったこのギターと色違いのもう一本だけです。
沢山のギターを所有することに抵抗があり、使用しないものを手放していった結果、メインとサブの2本ということになりました。
焦点距離75mm
クオリティーにこだわればこだわるほど、その道具が本当に自分に合っているものかどうか追求するようになります。
「そっち系」も「こっち系」も各現場で活躍してくれましたが、あるときから「こっち系」ばかり使用するようになりました。
その理由は実用性、つまり自分にとって最も弾きやすいのはどれか、そこを妥協してはいけないとそのとき判断したからです。
焦点距離75mm
カメラで言うならまさに実用性という部分で大きく満足させてくれるのがこの『Leica Q2』だと思います。
どんな場面でも活躍してくれるタイプで、あまり手が掛からなくて、気が利いているところが沢山あります。
使いやすくて簡単で便利でありながら、描写はちゃんとライカユーザーを納得させてくれます。
そしてデジタルフレーム。
焦点距離によって当然表情も変わるわけで、レンズ一体型カメラとしては本当に頼もしい機能だと思います。
それぞれの記録される画素数や形式の違いを理解した上で、マクロ撮影に限らず絶対使いたくなる機能だと思います。
最後に焦点距離を変えながらの4枚をご覧ください。
焦点距離28mm
焦点距離35mm
焦点距離50mm
焦点距離75mm
今回は内容的に季節感ゼロですが、今年も残すところあと半月となりました。
きっと多くの方々にとって、今まさに今年一番の買い物をしたくなるときではないかと思います。
自分へ、大切な人へ、愛情たっぷりのご褒美をあげたくなるときではないかと思います。
その中身が『Leica Q2』だったら最高かも知れません。