【SONY】α7ⅢとE10-18mm F4 OSSをジンバルに乗せて
朝晩冷える時期になると起床するにもエネルギーをより消費する気がします。
そして起床したエネルギーそのままに玄関を出ました。久しぶりにカメラをジンバルに乗せて。
フルサイズセンサーを搭載したα7ⅢにAPS-Cセンサー用の超広角ズームレンズE10-18mm F4 OSS
という組み合わせですが、手ぶれ補正の相性は個人的に良いと感じていますし、軽量なレンズなのでジンバルでの運用がしやすいです。
寒空の下、綺麗に咲いていたのでここから撮影スタートです。
ジンバルはチルトもパンもロックしています。チルトは垂直方向の首振り、パンは水平方向の首振りを意味します。
軌道ができるだけブレ無いようにしっかり下半身から構えて、カメラをスライドさせるように撮影しました。何度かカメラを動かす練習をしてから臨んでます。
後退りしながらのカットです。周囲に人がいないか、下がる方向につっかえるような障害物がないか、よく確認してから撮影します。
超広角だと周囲の流れが早く感じるので、ゆっくり動いていてもスピード感を感じることができます。
今回は1080p60fpsで撮影を行い、24fpsに合わせてスロー映像として書き出しています。
ここもスライダーをイメージしたカット、MFでの撮影です。AFを使用すると手前の木にフォーカスが合ったり、遠景にフォーカスがあったり、意図しないフォーカシングになる可能性があるので、あらかじめ最終的にフォーカスすべき位置にセットしてから撮影します。
すこし複雑な操作が必要なカットです。前進しながらカメラを上向きから水平に戻しつつ、その流れで被写体が画角の中心に来るようにカメラをパンさせて被写体の周りを歩きました。
チルト、パン、両方ともフォローモードです。フォローモードとはジンバルの動きに対して後を追うようにカメラがその方向に向くモードです。どれくらいのスピードで追従するのか、動きを感知するまでにどれくらいの猶予を設けるのか、というのはジンバル毎に設定できる場合が多いです。
超広角だと今にも触れそうなほど接近して見えるので、とても臨場感のあるカットが撮影できます。
雨上がりの遊具、水溜りに反射する景色も充分なほどに描写してくれています。
ジンバルを片手で保持しないとならない場面がありバランスを取るのが難しかったですが、ジンバルの水平維持とカメラ・レンズの手振れ補正が手助けしてくれました。
狭いところから下がりながらのカットは、視界が開けてくるようなダイナミックさを演出できる映像になります。
前のカットと繋がっているように見せるのもポイントのひとつです。
今回は私が長らく愛用してきたFEIYU TECHのA1000という2017年に発売されたジンバルを使用しました。
最近では高性能なジンバルが随分お求めやすい価格帯で様々展開されていますので、導入ハードルが下がったように思います。
滑らかで安定した動画撮影に興味がある方には是非挑戦していただきたいです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
それでは本日も素敵なカメラライフをお送りください。
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