2023年。
X-H2を使いこなすための旅路。
前回の鎌倉散歩はこちらとなります。
せっかくX-H2を所有したからには8Kでの動画撮影を行いたいと調べていたところ、CF Express Type Bの中でも8K動画撮影を推奨しているものとそうでないものがあることがわかりました。
対応しているCF Express Type Bをゲットし早速動物園へお出かけしてみました。
ヒノトントンZOOと聞いて、そんな名前の動物園があったかと考えてしまいました。
東京都羽村市にある動物園で羽村市動物公園(はむらしどうぶつこうえん)となります。
1978年に日本で初めての町営動物園(現在は市営)として開園した動物園です。
実は2022年2月に、トラック・バスメーカーの日野自動車が同園のネーミングライツ・パートナーに就任し、
同年4月1日から4年間、愛称が「ヒノトントンZOO」となっています。
今回X-H2を熟知するために使用した機能は「4K HQ」モード。
8Kの豊富なデータ量から高品質な4K映像を生成する「4K HQ」モードも新たに搭載しました。
高画素センサーを生かした解像感の高い映像を撮影することができます。
8Kオーバーサンプリングによる高解像4Kでの映像となります。
毛の精細さが見て取れます。APS-Cとは思えないほどの立体感と解像感を感じました。
上の写真を拡大したものが下の写真となります。
4000万画素の高解像感はGFXシリーズにも負けず劣らずの迫力があります。
普段ポートレートやコスプレ撮影など人物をメインに撮影している私ですが、X-H2の進化したAFは被写体を正確に捉えることができました。
ディープラーニング技術を使用した被写体検出AFを搭載しており、動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車をAIで検出することが可能です。
ピントを合わせたまま狙った被写体を自動的に追尾するため、シャッターチャンスや構図に集中して撮影することができます。
イメージセンサーが高画素になったことで位相差画素の数が増加しています。動物の毛や細かい葉っぱなどの高周波な被写体に対してAF-Sの精度の高さが伺えます。
被写体検出を人物のまま撮影してしまいましたが、瞳AFが認識しているのがわかります。
被写体検出を動物に切り替えたところ後ろ姿や横向きでもAF枠が出ており、動画撮影になれていない方でも撮影に集中することができるのでは無いかと思います。
今回動画から写真撮影の全てに使用しているのがフィルムシミュレーションのノスタルジックネガです。
曇りの日でも雰囲気のある写真が撮影できるのでお気に入りのフィルムシミュレーションです。
X-H2との旅路・ヒノトントンZOO篇
今回はカメラを始めた当初に購入した三脚を使用したため、少しの風や僅かな振動でブレが発生しました。(※三脚使用許可いただいてます)
こういうところも改めて撮影を行う上で大事なことの一つだと感じました。
次回は三脚と自転車を新調しどこへ行こうか
次回のX-H2との旅路をお楽しみに。