【Nikon】Z9で撮り歩き in 城ヶ島
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神奈川県の城ヶ島で水仙が見頃を迎えたと聞きつけ足を運んでみました。
城ヶ島は三浦半島の先にある小さな離島ですが、路線バスも走る大きな橋で結ばれているので気軽に渡る事ができます。
でも今回は敢えて渡し船で渡ることにしました。
理由は駅から港へ向かうバスの車窓から富士山が綺麗に見えたからです。きっと船で海上に出ればもっと綺麗に富士山が見えるはずと思い、途中のバス停で下車しました。
港を出港するとすぐに富士山を拝む事ができました。
ただ城ヶ島までの乗船時間が意外と短く、道中他の船の横切りもあり、シャッターを切る機会が少なかった事が悔やまれます。
城ヶ島上陸後は渡し船で渡った内海とは反対側、太平洋側を目指します。外海の荒波とその侵食から生まれた絶壁の景色を見に行きました。
デコボコの岩の上を進み強風の中、恐る恐る先端へ。下を覗き込む勇気はありませんでしたが、カメラがしっかりとその絶景を高精細に記録。自宅のPCでその臨場感を存分に味わうことができました。
城ヶ島に咲く水仙は八重水仙と呼ばれる品種で、花の中央部の副花冠が多弁化しているのが特徴だそうです。
確かによく見かける水仙と比べ、花がボリューミーに見えます。
これだけ沢山の花が咲いていると温暖なイメージを受けますが、やはり海沿いの公園、日陰に入ると海風がとても冷たく感じます。
さらに最強寒波という言葉も聞かれた寒い日だったので、公園の水たまりには大きな氷もできていました。
近くにあった石で割ってみるとこの厚さ。水たまりの水が凍ったものでしたが、思いのほか綺麗な氷で驚きました。
冷たい風が吹く日でも空には鳶が羽ばたいていました。
持参したレンズではちょっと届かなかったので、DXクロップを使用して鳶を追ってみました。
ピント範囲の広いマイクロレンズなので、被写体を捉えるまでAFは何往復もしたものの、捉えた後は流石の一言。強い逆光になってもしっかり追い続けてくれました。
園内にある展望所に登ると、再び富士山を拝む事ができました。
吹き飛ばされそうな強い風でしたが、ここではゆっくり撮影できました。
沖の方に目をやると伊豆大島の姿もはっきり望むことができました。
冬独特の空が、海を怪しい色に照らしていました。
そんな厳しい冬の海ですが、実際に水面まで近づいてみると海底の様子もはっきり見えるくらい水が透き通っており、時には魚の姿を見ることができました。
再び船に乗り三浦半島側、三崎港まで戻ってきました。
水鳥が浮かぶ穏やかな海を見ていると、島の反対側の景色が嘘のようです。
そして三崎港に来たら忘れてはいけないのが名物のマグロ料理。今回も存分に堪能させていただきました。
さて、奇しくも数日前に同じ場所、同じ被写体を撮影した記事が掲載されてしまいました。
なので今回はよりその雰囲気を感じてもらうべく動画も掲載させていただきます。
撮影の合間に撮った短い動画の繋ぎ合わせ。かつ、強風下での手持ち撮影ですが、Z9の高画質と手ブレ補正の優秀さが伝わると思います。
ぜひこちらもご覧ください。