2023年1月の大寒波に続き2月に入ってまたも東京で雪が降りました。
特に山間の地域では随分積もったようです。そんな降雪の翌日、早朝から高尾山へ向かいました。
高尾山口駅に到着したのは7時30分頃でしたが、既に多くの方が高尾山の方へ向かって歩き始めていました。
ケーブルカーは8時運行開始ですから、ほとんどの方は徒歩で登るのでしょう。
駅前には水とバケツが設置されていました。下山してきた方がシューズに装着していたアイゼンの雪や汚れをサッと洗い流しているのを見て、なるほど、と腑に落ちました。
アイゼンとは氷や凍結した雪の上を歩くための爪を持つ、靴底に装着する登山道具のことです。
しっかり登山の装備をした方が次々と山の方へ向かって行きます。特別な装備もなく防寒だけしてきた私は、少しだけ不安な気持ちを抱えながらふもとを目指します。
この日は快晴で朝から気温がどんどん上がり雪解けが早い印象でした。
太陽が左側、山の向こうから登ってきてます。澄んだ空気と快晴のおかげで月まで綺麗に見えました。
ベンチに積もった雪から昨日の降雪量が伺えます。夜には止んでいましたから、夕方頃までにこれだけ積もったのですね。
差し込んだ朝日がまだ踏み慣らされていない雪を照らし、きらめいていました。
さて、ケーブルカーに乗り込み出発です。このケーブルカーは標高201m清滝駅を出発して、標高472m高尾山駅までを片道およそ6分かけて登ります。
最急勾配は31度18分とケーブルカー線路では日本一の急勾配だそうです。
ケーブルカーやリフトを利用するには事前にチケットを購入しておく必要があります。片道、往復から選ぶことができ、私は迷うことなく往復券を購入。せっかくですので帰りはリフトを利用することにしましょう。
高尾山駅を降りるとすぐに開けた景色を眺めることができます。
ここから頂上までは徒歩です。滑りやすそうな傾斜のある路面には凹凸が設けられています。
できるだけ荷物は軽量が良かったので、コンパクトかつ万能なフルサイズミラーレス機、α7Ⅲとレンズはお気に入りSEL55F18Zの組み合わせをチョイスしました。道中の動画はGoPro Hero8。4K撮影をこなし、手ぶれ補正も必要十分。まだまだ現役です。
控えめに雪を払い休憩したであろう光景が思い浮かびます。
頭に積もった雪が溶けて滴る姿は、まるで寒さに涙しているかのようでした。
こうやって朝早くから雪かきをしてくださる方々のおかげで安全に登ることができています。
雪の積もった険しい山道を降りて行くのは大変そうです。登山装備が無いと安全に下るのは難しいでしょう。
この光景が見えたらもう山頂は目の前です。山頂はおよそ599mですから、120m程度は徒歩で登ってきたということになります。ケーブルカーを降りてから3〜40分程度でしょうか、たまの登山にはこれくらいが丁度良いです。無理せず安全に登って下りたいものです。
文字通りの快晴。富士山もはっきりと綺麗に見れました。ズームはできないのでトリミングしてみます。
これだけの情報量が残っていました。空気が澄んでいて写りやすいというのもあると思いますが、カメラやレンズの性能の高さにも感心します。
右下の観覧車までハッキリと認識できます。
みなさん「キレイだね」と賑わいながら思い思いに楽しんでおられました。
自宅から持参したホットコーヒー、登頂する頃に丁度良い温度になっていました。どこか学生時代を思い出すパッケージと味を楽しみながらホッとひと息つき、エネルギーを補給して安全に下山しました。
最後にGoPro Hero8の動画と合わせてまとめましたので、是非ご覧ください。
アクティブに使えるアクションカムの代表格。手ぶれ補正の効き具合や画質の良さ、携帯性の高さは心強いです。
動画の中に写真を入れ込んで思い出として残すと、よりその時の雰囲気を思い返せるのでオススメです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは本日も素敵なカメラライフをお送りください。
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