連載中の「カメラを愉しむ」vol.78は、「ニコンの一眼レフカメラと今年の春を撮りに行こう!身延山編」をご紹介いたします。今回の記事で使用したカメラ機材はお値段が手頃ながらも今でもまだまだ現役「Nikon (ニコン) D4 」、レンズはこの1本を持ち出せばポートレートから風景まで幅広く活躍する「Nikon (ニコン) AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8E ED VR」。軽量なミラーレス機とは一味違うその写欲掻き立てられるその描写をどうぞご覧ください。
今回の記事は過去に撮影した写真となりますが、例年 3月上旬から3月下旬に枝垂れ桜が見ごろとなるスポット。今年もこの景色を見ることができるまであと1ヶ月程度。そんな美しき日本の風景を是非ご覧ください。
山梨県と静岡県の境に位置する枝垂れ桜の名所「身延山 久遠寺」。通常であれば境内の駐車場までアクセス可能ですが、多くの観光客が訪れるこの季節は少し離れた場所からワンマンバスにて移動することとなります。
この日は少し肌寒い日だったので、露店で売られていた桜昆布茶をいただきます。ほのかな桜の香りと昆布の風味は春の訪れを感じさせてくれます。
こんがりと焼けるお団子の香りで思わずファインダーを覗き、写真におさめました。本来は食べる前に写真を撮るべきところでしたが、撮影を忘れて食べることを優先してしまったため焼いている途中の写真をご覧ください。
毎年ここからの眺めを楽しみに1年過ごしています。濃いピンクもあれば薄いピンクもある。枝垂れ桜たちのハーモニーがとても美しい高台からの風景です。
東京から高速道路を使っても2時間以上かかる場所ですので、気軽に!とはいきませんが丁度見頃の時に撮影に来ることができました。
今年も開花まであともう少し!今年は何の機材を持っていこうか、今から楽しみでなりません。
車が無くても観光バスツアーなども主要都市からは出ているようですので、気になった方は愛機をもって出かけてみてはいかがでしょうか。
そして最後の一枚は八ヶ岳の麓。韮崎市で人気のスポット「わに塚の桜」をご覧ください。変わった名前だなと思う方も多いことでしょう。諸説あるようなので特筆はいたしませんが、田園風景の真ん中にポツンとライトアップされた桜は実に美しい!
美しくクリアなミラー越しの風景を覗き、「この被写体の色だとマイナス補正かな」「ファインダーの倍率を考えるとここからここまで写るかな」などと考えながら春の風景をミラー越しに撮影することの愉しさ。あの感覚を知る人も知らぬ人も、もう一度一眼レフ機で写真を撮る快感を堪能していただきたい究極の1台です。
「Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8E ED VR」はマップカメラならネットで購入する特典として、新品2年保証の対象となります!中古を買うか、新品を買うか悩むところ。
「Nikon D4」が10万円台前半で購入できるようになったことに驚きを隠せません。必要十分な画素数で、フラッグシップ機ならではの表現力の高さを存分にお楽しみください。今の時代から考えると少し派手目なシャッターサウンドが実に心地よいカメラです。
「Nikon D4」をベースに、オートフォーカス性能や画質など、さまざまな面でプロフェッショナルフォトグラファーの厳しい撮影条件下で必要とされる機能を見直したスペシャリティモデルです。今回はNikon D4にて撮影していますが、ワンランク上の性能を求めるユーザー様にはこちらがおすすめです。
ナノクリスタルコートを採用した高い光学性能は、逆光などの厳しい条件でも頼れる高性能レンズに仕上がっています。長く愛されるレンズには理由がある。その素晴らしい描写をぜひご堪能ください。