連日のように暖かな日が続くようになり、春の訪れも間近に感じます。
近所の公園では早咲きの桜が咲いているようなので向かってみることにしました。
今回は「EOS R10 RF-S18-150 IS STM レンズキット」をメインにしつつ、「銘匠光学 TTArtisan 50mm F2 (キヤノンRF用) 」もカバンの片隅に忍ばせて向かいます。
「EOS R10」は2022年7月に発売したエントリーからハイアマチュアユーザー向けのAPS-C サイズセンサー搭載ミラーレスカメラです。小型で軽量なボディは取り回しやすく、グリップ部分も深めで手が滑るなんてこともありません。キットレンズは35mm判換算で29-240mmと広角から望遠域までカバーしており、特に旅、スポーツ、鉄道撮影といったシーンに最適です。
早咲きの桜はちょうど見ごろを迎え、天気は優れませんでしたが日曜の午後だけあり、スマホやカメラを構えた家族連れの方も多く見かけました。
1本だけ生えてきていた土筆。桜が咲くとつい上ばかり見上げてしまいがちですが、足元にも春が訪れていました。
どちらも望遠側150mm(換算240mm)の絞り開放での撮影ですが、十分にボケてくれています。
そして小さいながら存在感のあるクロッカス。カラフルな色彩が目を楽しませてくれます。
こちらも望遠側でシャッターをきったヒヨドリの群れ。これ以上近付くと逃げ出すだろうといったシチュエーションで望遠ズームレンズが活躍してくれました。
少し横道にそれた林道ではガサッ、ガサッと定期的な音が聞こえてきました。どうやらハトが食事中のようです。
ここの林道は落ち葉も多く、ハトに限らず野鳥の餌場のようなので撮影の際は寄るようにしています。
先に撮影した桜より薄い色合いの桜も咲いていました。
この公園では早咲きのオオカンザクラとカワヅサクラが植えられているようで、どちらも見ごろといった風情です。
前ボケを意識しつつハイキー気味に撮影。
花の色がいい具合にとけていかにも春といった雰囲気になりました。
こちらは100mm(35mm判換算160mm)開放で撮影。桜はこの時期の定番だからこそ様々な撮り方をしたくなります。
日差しが弱いためか木漏れ日が薄く柔らかな丸ボケとなってくれました。
ここからは「銘匠光学 TTArtisan 50mm F2 (キヤノンRF用) 」を装着して撮影した画像を続けます。フルサイズセンサーに対応したコンパクトなマニュアルフォーカス単焦点レンズで、APS-C サイズセンサーの「EOS R10」では換算80mm の中望遠レンズとして使用できます。重厚感のある金属外装は絞りの操作やピントリング操作も楽しませてくれる要素となります。
こちらの公園では江戸時代中期から末期に建てられた古民家を移築復元し、建物や当時の家具などを展示しています。
また2月下旬から3月上旬までひな壇とつるし雛を展示しているようでした。学生の頃に授業でつるし雛を作ったことがありますが、それぞれ縁起のいい意味・由来があって奥深かった覚えがあります。
当時の生活を思わせる展示です。ちなみに撮影では便利な機能であるMFピーキングを使用しました。この機能はピントが合った被写体の輪郭を色つきの強調表示にすることでピント合わせをしやすくすることができます。輪郭の検出感度のレベル(2段階)や色(3種類)も選択可能です。
園内の桜は見ごたえ抜群でシャッターをきる手が止まらなくなります。
また園内では和菓子の販売もあったので桜餅をいただきながらのんびりとした時間を過ごせました。
カメラをお供にする散歩が楽しい季節、これからはもう少し頻度を上げていこうかと思います。