『SIGMA fp』に2月に新しく追加されたカラーモード「Warm Gold」と新レンズ『Art 50mm F1.4 DG DN』の組み合わせで撮影しました。
アスペクト比はシネスコ「21:9」を採用し、上下の切り取った部分は黒枠を追加してみました。とても良い組み合わせだなと思ったのでぜひご覧ください。
撮影を始めたのは15時半頃。春が近づきつつあるこの時期はまだ少し明るめですが、「Warm Gold」で撮ると暖色系の色調でもう少し日が傾いたように見えます。
家路につくまえのほんの少しのコーヒーブレイクタイム。陽が射しこんできて良い感じです。「21:9」で縦撮影をするのはあまりなかったのですが、やってみるとこれもこれで良いものです。
新しいカフェを探すのが好きでよく行くのですが、カフェでゆったりとした時間を過ごすということがなかなか出来ずに、いつも30分くらいで出てしまいます。もっとカフェタイムをうまく活用できるようになりたいものです。常連客とのやりとりなどが耳に入ってくると、そのお店の柔らかさというか過ごしやすさみたいなものを感じられて、とても良いなぁと思います。
椅子が好きなんだな、と自分の撮ってる写真を見返すと思います。というより静かな空間が好きなのかもしれません。静かな空間から想像するそこにあった「時間」が好きなんだと思います。
ストーリーを生み出す演出性と幅広いシーンで使える汎用性を兼ね備え、落ち着いたトーンと暖色系の色調で、メロウな雰囲気を演出するカラーモード「Warm Gold」。もちろんどんなシーンで使っても良いカラーモードだと思いますが、夕暮れ時前のこの黄金色の時間帯は、やっぱり相性が良いなと思いました。暖色寄りの色が好きな私にとっては嬉しいカラーモードでした。『SIGMA Art 50mm F1.4 DG DN』の写りも開放からシャープで非常に扱いやすいレンズでした。開放絞りでバシバシ撮ることに何の不安もありません。
少し雲の輪郭がはっきりしてきたなぁと思います。寒いのは嫌だなぁと思いつつもお気に入りのアウターを脱がなくてはいけない寂しさと、気が早いけれどこれからくる夏の暑さを想像しながら複雑な心境です。まあそんな先のことは考えず、まずは桜の開花を楽しみにすることにします。
帰り道、桜も少しずつ咲き始めていました。春と桜はもうすぐそこです。
『SONY α1』に組み合わせた『SIGMA Art 50mm F1.4 DG DN』の記事をKasyapaで公開しております。ぜひこちらも併せてご覧ください。
『Leica SL2-S』に組み合わせた『SIGMA Art 50mm F1.4 DG DN』の記事をKasyapaで公開しております。ぜひこちらも併せてご覧ください。