【SONY】初代FE70-200mmGMで楽しむ雨桜
SONYSONY G Master/G lensα7R IIIα9III 120コマ/秒対応さくらスタッフおすすめ機材ズームレンズを楽しむ春の息吹
ついこの間まで満開だった桜ですが、早々に散り始め既に青々と葉が付き始めてしまいました。
みんな口をそろえて言いますが、今年は雨が続いてしまった為、お花見を断念した方も多いのではないでしょうか。
今まで撮影したことが無かった、雨に打たれる桜を撮影してみようと思います。
選んだのはSONY「α7RIII」と、初代「FE 70-200mm F2.8 GM OSS」そして1.4xのテレコン「SEL14TC」も装着しています。
SONYのRシリーズを選んだ理由としては、個人的に桜の花がとても好きで、桜の花が散ってしまった後でも高画質で見返したいという思いが強かったからです。
繊細な桜の花びらを拡大しても劣化なく見返せるところは大切なポイントでした。
さらにボディをα7RIIIにしたのには理由があります。
それは画素数です。
雨のしずくを撮影したい場合、絞りを開けて、シャッタースピードを速めて撮影するしかありません。陽が完全に隠れてしまうような天気ではどうしても限界があり、ISO感度で調整が必要な場面があります。
α7RIIIは4240万画素なのに対して、α7RIVは6100万画素。
α7RIVの画素数ではどうしてもISOを上げるとノイズが目立ってしまいます。α7Rシリーズの中では、ISOを上げた時のノイズが少ないα7RIIIに今回は軍配が上がりました。
中古の相場を考えても、α7RIIIはとてもオススメです。
今回使っているレンズはFE70-200mmF2.8GM OSSです。現在メーカーで品薄となっているFE 70-200mm F2.8 GM OSS IIの初代のモデルとなっています。
重さは確かにネックになってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、F2.8通しの写りは侮れません。
Gマスターの称号に相応しいレンズです。
この日は×1.4のテレコンも付けていたので通しでF4でしたが、その分の圧縮効果もあり、より桜の花が咲き乱れる景色が撮れたと思います。
撮影場所は千鳥ヶ淵を選んだのですが、ビルや建物の中でも広々と咲き乱れる桜は圧巻でした。
なんとか、この喧騒の中に深々と佇む桜並木とお堀を撮影しようと、色々な角度から撮影してみました。
私が望遠レンズを使うときは、どうしても価格や重量でサードパーティーを使いがちですが、今回SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSSを使ってみて違いに驚くことは多くありました。一番感動したのはインナーズームです。
普段ならそこまで感動しないかもしれませんが、今回雨の中の撮影で、レンズにタオルをかけていました。傘もさしながら撮影をしていて、機材が少しでも濡れないように、細心の注意を払わなければなりませんでした。
ですがインナーズームであれば、画角を調整する際にタオルが落ちる心配もなければ、撮影に夢中になって、ズームした時にレンズが傘から飛び出る心配が最小限で済みます。
インナーズームの安定性を身をもって体感する撮影でした。
普段は人で賑わうボート乗り場も、寂しそうに雨に濡れていました。こんな場面を撮影できる日も中々ないので貴重な撮影となりました。
そろそろ帰路に着こうかと桜の咲いていない小道へ入ったところで水浴びをしている雀を発見しました。
思わぬかわいらしい出会いにシャッターをパシャリ。
バシャバシャと顔を水につけて遊ぶ雀さんです。
残念ながらα7RIIIには鳥瞳AFは入っていません。ピントモードをDMFにして、気が付かれないように撮影します。逃げられないように近寄れる限界でした。
いざトリミングしてみると……
見事!しっかり羽や毛並みをしっかり捉えてくれていました!
あぁ・・・とさかが立ってしまっています。これは可愛い。
α7RIIIの画素数ならこんなにアップが出来ます。最高です。持って行って良かったです。α7RIII 。
野鳥の撮影にも、今度出かけてみようかと思える桜撮影でした。
目標を持って出かけて、また次の目標が見つかる。カメラの楽しみです。
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