【Nikon】NIKKOR Zの最適解~ Z 26mm F2.8 ~
ついにベールを脱いだNikon Z8
このナンバリングのカメラの登場を待ち焦がれた方も多いはず。
そしてそれを迎えるは充実のNikon Zマウントレンズ「NIKKOR Z」。
当社スタッフが思い思いの「NIKKOR Z」レンズを使用し、実際にご紹介してまいります。
千差万別の最適解。
あなたの最適解はどのレンズでしょうか。
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今回ご紹介するのは、「NIKKOR Z 26mm F2.8」。
2023年3月発売、Zマウントレンズに仲間入りしてまだ間もない本レンズはいわゆるパンケーキレンズと呼ばれる薄さと軽さを持ち合わせた1本です。Z fcなどのDXフォーマットのボディに装着し35mm判換算39mmとしての使用用途も多いですが、今回はNikon Z7IIとの組み合わせで撮影を行いました。
この日、訪れたのは日野市にある高幡不動尊金剛寺。
名前だけでピンと来る方もいるかと思いますが、例年梅雨の時期にはたくさんのあじさいが咲き誇る名所です。あじさいまつりの開催自体はこれからでしたが、開花の噂を聞きつけてやってきました。
さっそく弁天池にて1枚。
弁天堂への参拝者、池の蓮、噴水のしぶきに赤く映える橋。すべての情報を一つに収めることのできる26mmという便利な画角を存分に味わいます。
まだ見頃とはいきませんでしたが、あちこちに紫陽花の開花が見られ思わずシャッタ―を切る回数が増えます。全体的にしっとりしっかりとした色味は、梅雨特有の空気をうまく捉えてくれるように感じました。
最薄軽量を実現させながらF2.8の明るさも持つ本レンズは、暗所での撮影やボケを生かした被写体を際立たせる構図も可能です。また最短撮影距離は20cm。この様に草花にぐっと寄ってみたり、テーブルフォトでも活躍します。ピント面のシャープさにも驚かされます。
こちらはクロップ機能を利用して撮影してみました。26mmの焦点距離だと少し広すぎる…、そんな方でも高画素機Z7IIであればクロップして1950万画素。Zfcなどの画素数とほとんど変わりなく使えるのがかなりのメリットです。
最後にお気に入りの写真をいくつか。
NIKKOR Z 26mm F2.8、今回のようにフルサイズ機に装着することで新たな可能性を知ることができたように思えます。
撮影がメインの筆者にとってはかなり使い勝手の良いもので、ここまでコンパクトながらも妥協のない性能、まさに小さな巨人とでも言えましょうか。
ついに発売となったNikon Z8。
既に「NIKKOR Z」レンズをお使いの方も、新しく揃えるという方も 是非THE MAP TIMESをご覧いただいて、あなたの“最適解”をお選びいただければと思います。
明日はどのレンズが登場するのでしょうか。 乞うご期待!
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