
【OM SYSTEM】OM-1と20mm F1.4 PROで雨の日スナップ
OM SYSTEM / OLYMPUSOM SYSTEM 単焦点レンズOM-1スタッフおすすめ機材スナップ厳選アイテム紫陽花
ここ最近、雨が降る日が増えてきました。
近畿地方では、早くも梅雨入りし、関東ももう間もなくといったところのよう。
雨が続くこの時期は、家の中で雨粒が窓にあたる音を聞きながら、おうち時間を満喫するのも良いですが、
敢えて雨の中をスナップして歩くというのもおすすめです。
雨の中でスナップするなんて、カメラが濡れて壊れないか心配、とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
そこはご安心を、今回組み合わせたOM SYSTEM OM-1 と M.ZUIKO DIGITAL ED20mm F1.4 PRO は、いずれも防塵防滴に配慮された設計です。
この程度の小雨など気にする必要なく、撮影にのめりこむことができます。
とはいえ、撮影者はカメラほど丈夫ではないため、傘を差しながら片手でホールドし、シャッターを切ります。
従来の一眼カメラでは難しいこういった撮影スタイルが実現できるのも、小型・軽量なこの組み合わせならではと言えましょう。
ウェットな被写体が多いと、なんだか生っぽいものを撮りたくなってしまうのは、私だけでしょうか。
雑多な道の片隅に目を凝らしながら街を練り歩いていきます。
M.ZUIKO DIGITAL ED20mm F1.4 PROですが、この日は終始絞り優先で、開放F値で撮影を行っていました。
描写性能は、中・遠景で少しやわらかく写るときもありますが、破綻はない印象で、
また、最短撮影距離も25cmと比較的寄って撮影することができるため、換算 40mmの焦点距離にふさわしい オールラウンドな性格を感じました。
特に、このような悪天候においては、レンズの描写傾向によっては、非常に眠く(コントラストが低く)写ってしまうこともありますが、
M.ZUIKO DIGITAL ED20mm F1.4 PROについては、ちょうどよいメリハリを残しつつ写ってくれる感覚があります。
街の植え込みには、ところどころ紫陽花がきれいに咲いていました。
見かけるたびに、寄っては撮ってを繰り返していますが、構えてから撮るまでの工程がストレスなく行えるカメラとレンズの組み合わせです。
億劫にならないでシャッターをたくさん切れるというのは、単純によい写真が撮れる可能性に直結することだと思います。
ひとしきり街を練り歩いた後に足元を見たら、びっしょりとずぶぬれになっていました。
とはいえ、雨の日のスナップというのも、晴れの日のそれとはまた違った感覚で臨めて新鮮です。
みなさまも、(カゼを引かない程度に)雨の日スナップにいそしんでみてはいかがでしょうか…。
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