日に日に緑と虫の気配が強くなってきている梅雨の合間、防塵防滴仕様のボディとレンズを引っ提げて撮影ついでの散歩にでかけました。
今回の組み合わせは「Panasonic LUMIX DC-G99D」「Panasonic LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 II ASPH.」です。背面モニターが124万ドット液晶から104万ドット有機ELに変更されたボディはグリップ部分が深く、一見大きく見えても軽量なのでずっと片手持ちでも疲れません。少し前に購入したリストストラップを組み合わせれば万が一もなく安心です。
レンズは換算50mm の標準単焦点レンズ、II型での変更点はざっと硝材の変更によるクリアでヌケのいい描写、静音で大幅に進化した240fps のAF制御、防塵防滴仕様です。
あちこちで見かけた紫陽花も日なたでは見頃を終えたようでしたが、逆に日陰で咲いたものは今が見頃のようです。この時期はすぐ植物が繁るものですが、紫陽花周囲の雑草を刈り込む姿が見受けられました。
植物を管理する施設の付近には様々なハーブが植えられたハーブ園があり、休日などには親子で参加できるイベントが開催されたりするようです。このあたりは春先から蝶や蜂、夏にはトンボなど多くの昆虫の姿を見つけられます。この日は蜜集めに忙しそうな蜂の姿をよく見かけました。
ぐっと最短撮影距離である0.3m付近で足元を撮影してみたら、何か細い棒のようなものが。よく見てみたらまだ小さいカマキリでした。今は指先ほどのサイズですがこれから夏には大きく成長するのかもしれません。ここではカマキリのサイズ感が分かりやすく背景がボケすぎないようにF4にしてみました。
この時期の植物の成長は早く感じるものですが、秋ごろには曼珠沙華が一面に咲き、冬には枯れて何もなかった斜面にはシダ植物が生い茂っていました。緑の濃淡と特徴的な形を捉えるべく上から撮影しています。
梅雨の合間の曇天、更には木々の密集したような薄暗い小道でも明るいレンズなのでそうと感じさせません。背景の玉ボケも綺麗です。
ボディとレンズのバランス感も良く快適に撮影ができました。まだ梅雨は続くかと思いますが、こういった小型軽量な組み合わせなら防塵防滴仕様も相まって片手でも無理のない撮影ができるためおすすめです。