接写レンズとは最短撮影距離が短く、
被写体に近づいて撮影ができるレンズです。
メーカーにもよりますが、接写レンズは「マクロレンズ」と呼ばれ、
近接撮影が必要なシーンで活躍します。
各メーカーから単焦点の接写レンズが発売されています。
接写レンズは様々な焦点距離のレンズが販売されていますが、
今回は50~60mmの接写レンズを使って撮影を楽しみたいと思います。
雨上がりの翌日
日差しが強い快晴の日に、ぶらりと散歩に出かけました。
今回の散歩のお供はニコンのマイクロレンズ「Nikon Z MC 50mm F2.8」と
ニコンのミラーレス機「Nikon Z6 II」のセット。
マイクロレンズである「Nikon Z MC 50mm F1.8」は最短撮影距離が約0.16m。
被写体に接触するのではないかと不安になるほど近づけます。
マクロ撮影を行う際に有効なフォーカス制限は、0.16~0.3mに設定が可能で、
室内での物撮りはもちろん、外でも素早くピントを合わせることができます。
接写レンズではありますが、50mmの画角を活かしたスナップ撮影にも適しています。
雨が上がり、快晴で気温も高めの撮影日和で
少し汗ばみながらの撮影になりましたが、
コンパクトなボディとレンズだったので、常に片手に持っていても腕の疲れはありませんでした。
同画角の「Z 50mm F1.8 S」や「Z 50mm F1.2 S」と比べてしまうと、やや暗い最大絞りになりますが、
接写レンズの「Z MC 50mm F2.8」は最短撮影距離が上記の2本よりも短いです。
「Z 50mm F1.8 S」は撮像面から0.4m
「Z 50mm F1.2 S」は撮像面から0.45m
「Z MC 50mm F2.8」は撮像面から0.16m
以上が3本の最短撮影距離であり、
「Z MC 50mm F2.8」は単焦点レンズに慣れていない方でも距離の自由度が高い為、撮影しやすいレンズです。