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【OM SYSTEM】梅雨時ポートレートのススメ

全国的に梅雨入りした今日この頃。毎日雨続きで気が滅入ってきますが、天気が悪くてもこの時期に見頃を迎えている紫陽花を撮りたい!と思い、雨に濡れても大丈夫な機材を持って出掛けてきました。

撮影日の天気予報は雨。雨が降っていても濡れることを気にせずに撮影できる機材をと思い、OM SYSTEMのOM-5とM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO Ⅱをチョイスしました。フラッグシップモデルと同等の防塵・防水等級 IP53に対応していながら小柄なボディのOM-5。雨に濡れても大丈夫なだけでなく、ボディが小さいので傘を持ちながらの撮影も楽にできると踏んでみました。

撮影日当日を迎えてみると、なんと雨が降っていません。雨用の準備をしていただけに少しガッカリしましたが、曇りも紫陽花を撮るにはいい天気だと思い直します。

公園に着くと早速いい位置にいる紫陽花が出迎えてくれたので、紫陽花を前ボケにして露出を少しプラスに補正をして撮ってみました。綺麗な色の紫陽花は前ボケに使うと一気に画が華やかになるので、おすすめしたい撮り方です。

天気が曇りの日はよほど分厚い雲に覆われていなければ、全体にふんわりと光が回ってくれるので晴天時よりも撮りやすい環境だと思います。顔に影ができたり、光が当たって白飛びしたり…ということもないのでアレコレとあまり考えずに撮影できるのも曇りの日のメリットです。

紫陽花を堪能していたら、紫陽花のタイル絵を見つけました。かわいいのでこちらの前でも記念に1枚。

梅雨時に撮るポートレートでおすすめしたいテクニックは、モデルさんに白い服を着てきてもらうことです。上半身に白いものがあると、レフ板と同じような効果があり顔色がパッと明るくなります。晴天時は白飛びするが多々あると思いますが、曇りの日には露出も安定しているのでそういったとこは起こりづらいです。

今回は雨に降られることなく撮影を終えましたが、いつ雨が降り出すかもわからない状況で防水対応していない機材で撮影をするのは心配が尽きません。雨に濡れないようにと気を使うより、いっそ強力な防塵・防水機能を持つ機材で雨を迎え撃ち撮影を楽しむのも一つの手ではないでしょうか。

 

↓今回使用した機材はこちら↓

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:23年06月17日 14時00分 ]

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