秋の訪れを感じるようになった某日、Leica CLを手に夜の風を感じに外へ。
レンズは「エルマリート TL18mm F2.8 ASPH」小さいながらもポテンシャルの高い、CLの相棒です。
昼間は賑やかに人が行き交っていたであろう場所も、夜はその熱を冷ますような静寂があるのみ。
秋の風に少し冷たくなった壁面の質感や空気感を映し出してくれます。
複雑な構造の建物で、写真に収めてみると独特の奥行きがでます。
こんなところも撮ってみようと意欲的に撮ることができるのは、CLの機動性の高さのおかげでもあります。
このレンズはどこまで夜を映し出してくれるんだろうと思いながら今回こうして連れ出してみたのですが、思ったより空気感を切り取ってくれたなという印象でした。
シャープでメリハリのある描写をしつつ、明暗のグラデーションは丁寧で繊細。このレンズのポテンシャルの高さを改めて感じることができました。