【SONY】α7Ⅳ×FE 70-200mm F4 G OSS
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Beyond basic「次代の、新基準へ」———。
新たなベーシックモデルとして登場したSONYのα7Ⅳ。
ベーシックモデルとしては素晴らしく人気を博したα7Ⅲの発売から三年半の月日が過ぎ、SONYのベーシックはどのように変わったのでしょうか。
今回、我々Map CameraのSONYコーナー担当スタッフが各々好きなレンズとα7Ⅳを組み合わせて撮影をしてきましたので
それらを作例と共にご紹介出来たらと思います。
高性能化と機動性を両立した開放F値4固定の小型望遠ズームレンズ
今回はFE 70-200mm F4 G OSSをご紹介します。
レンズ内光学手ブレ補正機構、ズームやフォーカス時にレンズの全長が変わらないインナーフォーカス方式を採用したことによりジンバルにも対応しやすいレンズです。
新型のFE 70-200mm F4 Macro G OSS IIが発売された今、改めて初代の良さに注目していきたいと思います。
小三元望遠ズームに当たるこちらのレンズですが、F4という程よいボケ感の気持ちよさと、主題を見付け切り取る楽しさを教えてくれるレンズだと感じました。
クレーンを撮るのが個人的に好きでこの日もカメラを向けたのですが、ベストタイミングで飛行機がやってきました。
200mmまであると二枚目の写真のような切り取り方ができるのでいいです。
街中を歩いていると沢山オシャレなお店を見かけます。
しかし店の目の前でじっくり撮るのは気が引けるという方でも遠目から撮影できます。
そしてインナーズームなので全長が変わらない分、全長を把握しておけばどこかにぶつける心配も減るのではないかと思います。
変わって室内での撮影ですが、どうしても開放絞りの限度がF4、望遠レンズのためある程度シャッタースピードは稼ぎたい。となった時に物を言い始めるのが高感度耐性です。
二枚目の写真に関してはISOが12800まで上がっていますがシャープネス感も損なわれることなく上手く処理してくれています。
これほど心強いことはありません。
実はこの日、屋上の展望エリアで撮影しようと思っていたのですが臨時で閉まっていたので落ち込んでいたのですが、上のような写真が撮れたので気持ちよく撮影を進めることができました。
この日は2時間近く撮り歩いていたのですがα7Ⅳのグリップ感の良さにかなり助けられました。
α7Ⅲの時よりもグリップが深くなったことにより握力というよりも人差し指の引っかかりで支えるイメージになるので手や腕の疲労感に大きな差を感じます。
長いレンズや重いレンズをつける場合、このグリップ感の差はストレスなく撮影に集中できるかどうかに大きく関わってきます。
今回撮り歩いていて特に感じたのがAFの速さ。
暗い環境下でも歩く人の足に素早くピント合わせができ、シャッターチャンスを逃すことなく撮影ができました。
そしてレンズ内手振れ補正とボディ内手振れ補正により手振れによる失敗写真が全くと言っていいほどありませんでした。
スナップはスピードが命になることもあり、体勢が定まりきらず撮影に入る場合もあるのですが、そんな場合でも手振れを抑えてくれる安心感があります。
ボケ味にもこだわっているGレンズですので、玉ボケも程よい感じで自然な写真が撮れます。
個人的に夜になると玉ボケを探す旅が始まるのでついつい撮影枚数が増えてしまいます。
圧縮効果で前ボケ、後ボケを作りやすく、主題を決めたら玉ボケを含ませるように構図を作る事でよいアクセントになります。
いかがでしょうか。
FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIでは重量、最短撮影距離、解像度、テレコン対応など、I型でリクエストの多かった要素にテコ入れが入り、性能自体はかなり向上しております。
しかしⅡ型が出た今、Ⅰ型との違いを見て必要なスペックがⅠ型で揃っているのであればこちらのFE 70-200mm F4 G OSSを選ぶメリットは大いにあると思います。
正直個人的にはⅠ型で必要十分と感じてしまった程。
望遠ズームレンズをお持ちでない方はこちらのレンズを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
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