カメラ界において長い歴史を持ち、愛されているCanon。
1987年3月に発売された「EOS 650」が「EOS SYSTEM」の初号機となります。
それからカメラには一眼レフシステムの開発コード「Electro Optical System」を略した「EOS」が刻まれました。
2018年には、新たにRFマウントを採用したミラーレスシステム「EOS R SYSTEM」が誕生し、今年で5周年となります。
また、WINTERキャッシュバックキャンペーンを行うなど盛り上がりを見せています。
そこで今回は「EOSを楽しもう」と、数ある中からオススメのボディをピックアップ。
このブログを通して、ピッタリな一台を見つけていただけると幸いです。
~R100/R50/R10を比較~
2022年から2023年にCanonから発売されたAPS-Cミラーレスの3機種、「EOS R100」「EOS R50」「EOS R10」。
よくこの3機種を比較される方が多いですが、区別がつかないほど大きさも形も似ています。
そこで今回は、こちらの3機種をご紹介いたします。
シンプルさが心地よいEOS R100
カメラの必要な要素を最小・軽量ボディに詰め込んだ一台。
3機種のなかで最も軽く、本体(バッテリー、メモリーカードを含む)約356g
ボタンの配置もシンプルで、常に持ち歩きたいという方には負担なく持ち運びできるのが特徴です。
また、デュアルピクセルCMOS AFが搭載されていて、全有効画素がオートフォーカスと撮像の両方を行うことで、幅広い測距エリアを可能とします。
そしてよくお問い合わせがあるのが、「動画」についてです。
被写体の繊細な動きをくっきりと表現する4K動画も撮ることができます。
また、動画を編集するのが苦手な方や手軽に始めたい方におすすめなのが「プラスムービーオート」です。
静止画の撮影とともに、撮影直前の約2~4秒のシーンを動画として記録し、1日をまとめたダイジェスト動画を自動で作成します。
とても便利かつオシャレに動画を作ることができるのでぜひ使ってほしい機能の一つです。
残念ながら、モニターは動かないのですが、非常にシンプルで無駄がない「R100」は、お値段もお手頃のため初めてカメラを持つ方におすすめです。
なにげない日常をEOS R50で
先ほどご紹介したR100と比べると撮りたいものを一瞬でフォーカスする機能が優れていて、
人物の瞳・顔・頭部・胴体から犬・猫・鳥の動体検出。さらにモータースポーツカー・バイクまでピントを合わせてくれます。
※被写体によっては動物検出できないことがあります。
また、犬、猫、鳥ではない被写体に対して動物と検出する場合もあります。
被写体によっては乗り物検出できない場合があります。
モータースポーツの車とバイクではない被写体に対して乗り物と検出する場合もあります。
動きものには、ある程度の連写性能も必要です。
電子シャッター使用時、最高約15コマ/電子先幕使用時、最高約12コマとベストな瞬間を逃しません。
また、常用ISO感度も約100-32000のため、暗いシーンでもノイズが少ない仕上がりになります。
R100はモニターが動かないタイプでしたが、R50はバリアングルモニターです。アングルの自由度が高くなります。
手のひらに収まるサイズでありながら機能は本格的な一台です。
想像以上のEOS R10
R100・R50と違い、8方向のキーで瞬時にAFフレームを合わせることができるマルチコントローラーがついているのが特徴です。
また、メカシャッター・電子先幕・電子シャッターと3つのシャッター方式を選ぶことができます。
静かなシーンでは、電子シャッターに。動きものにはメカシャッターに。必要に応じて変えることができます。
そして、鳥などいつ動くかわからない動物の飛ぶ瞬間を逃したくないという方におすすめの機能がR10には搭載されています。
RAWバーストモードというもので、ピントを合わせ続けながら最高約30コマで高速連写ができ、シャッターボタンを全押しした瞬間の約0.5秒前からのプリ撮影も可能です。
AFとMFの変更は、このスイッチで素早く変えることができます。
R10は他の機種に比べるとボタンやダイヤルの数が多いです。その分操作性が自由なのがポイントです。
手に取ってすぐに感じる上位機種に劣らない、想像以上の一台です。