【Nikon】NIKKOR Z 14-24mm F2.8 Sと富山観光
2023年12月の中頃、例年に比べて暖かい日が続くなかで、興味のある展示会が開催されるため旅行も兼ねて富山県へ向かうことにしました。
使用した機材は、Nikon Z8 × Nikon NIKKOR Z 14-24 F2.8 S になります。
『Nikon NIKKOR Z 14-24 F2.8』は、超広角14mmスタートで被写体を選ばずに使用できる広角24mmまでカバーする全域F2.8の大三元レンズ。『AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8 G ED』と比べて小型軽量化を実現させ、機動性もアップしスナップ撮影もしやすくなりました。
始発の新幹線で富山駅に向かい、そこから高岡駅に乗り継ぎ雨晴駅へ。
ICカードが使用不可のため高岡駅で駅員さんに「あめはれ」行きと言ってしまいましたが、正確には「あまはらし」のようです。
雨晴駅から徒歩5分の場所にある『雨晴海岸』。その海岸に向かっている時に焦点距離14mmで撮影した風景ですが、雲の躍動感がきれいに表現されています。
鎌倉幕府に追われた源義経一行が雨宿りをしたといわれる『義経岩』。広角レンズだとやはり、ローアングルから撮影したくなります。
雨晴海岸から撮影した女岩と立山連峰はとても素晴らしい風景ですので、ぜひ訪れていただきたいです。
その後は高岡市内に戻り、高岡古城公園に向かいました。着く頃には午前中の晴れ間が嘘のようにあいにくの曇り空に。
公園内は12月にしては紅葉が残っていると感じる場所もあれば全て枯れている場所もあり、少し歩くだけで異なった雰囲気を味わえました。
紅葉の真下から見上げながらの撮影ですが、紅葉がきれいに解像してくれます。
F2.8でピントを合わせて表現された灯篭は、その存在感をより際立たせています。
公園を一回りしたあとの高岡駅への帰路、突如街中に出現した大仏様に驚きつつ、シャッターを切りました。
今回の使用した『Nikon NIKKOR Z 14-24 F2.8』は、これまでの広角大三元と比べても非常にコンパクトで動きやすいレンズでした。
広角レンズはよく作例で星の撮影シーンばかりがピックアップされますが、日常を普段と違った画角で撮影できるのでとても面白いです。
是非、お手にとって撮影してみて下さい。