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【Voigtlander】CP+2024でも注目された『NOKTON 50mm F1 Aspherical E-mount』をα7RVで撮る!

【Voigtlander】CP+2024でも注目された『NOKTON 50mm F1 Aspherical E-mount』をα7RVで撮る!

連載中の「カメラを愉しむ」vol.86は「CP+2024でも注目されたVoigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical E-mountをα7RVで撮る!」をご紹介いたします。

今回はCP+2024のコシナブースでも注目を集めた話題の新製品「Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical E-mount」にスポットを。組み合わせるボディは有効約6100万画素のセンサーによる高解像と豊かな階調性能を実現する「SONY α7RV」をセレクトいたしました。それではどうぞご覧ください。

α7シリーズボディとのデザインの相性も良く、ちょっぴりクラシカルな雰囲気が首からカメラをぶら下げていてもオシャレ。そんな写欲が高まる組み合わせで空を見上げながらシャッターを切ります。花だけでなく葉のディテールが表現できるように絞りはF2.8を選び撮影しました。

クラス最高の解像度約944万ドットの電子ビューファインダーはさすが、鳥が飛び立つところが見えたのでマニュアルフォーカスですぐに無限遠にピント調整し撮影しました。α7RVのファインダーの見やすさはもちろんですが、レンズそのもののピントの山がとても掴みやすく鳥の飛び立つ一瞬をとらえることができました。

こちらは絞り開放F1.0で撮影、オシャレな電球のフィラメントにピントを合わせました。優しい空気感が伝わる一枚に仕上がりました。

敢えてレンズの癖が出やすいよう露出はプラス補正、ガラス越しの華やかなディスプレイにピントを合わせ絞りはF2で撮影しました。煩さもなく適度に引き締まった前ボケはさすがフォクトレンダー!

発色は実にニュートラルで見たままを再現。F1.2まではとても柔らかくほんわかした表現、F1.4から絞り込んでいくとピント部が徐々に引き締まった印象で「透明感」を感じるヌケの良さ。操る楽しさを教えてくれるレンズだと実感しました。

徐々に暖かさを感じるようになった2月。河津桜を見かけたので絞りはF2.8で撮影しました。F2.8よりも絞り込んでいくと徐々にシャープになり「クール」な印象に仕上がるため、このような被写体では絞り F1~F2.8がこのレンズに適していると感じました。

洗練されたアートな街並みでは「絞りは開け気味」が愉しい。
下町のような建物が密集するような光景では「絞り込んだ」方がその独特な雰囲気が表現できる。

絞りを操る愉しさを強く感じるレンズに久しぶりに出会った気がします。これは街並みスナップに欠かせないレンズになりそう。

『ボケを愛するすべての方に』

そんなメッセージを伝えたくなるレンズ、1本のレンズを持っていれば絞り値を変えるだけでここまで多彩な表現ができるレンズもなかなかないのではないか。そう感じさせるレンズです。

「VMマウント用」「ニコンZマウント用」「キヤノンEOS Rマウント用」は既にリリースされておりますが、ソニー特有の引き締まった表現とも相性が良く、またそこがこのレンズの魅力をさらに引き出してくれているのではないか。ぜひスナップ撮影が好きな方は手に取ってみてはいかがでしょうか。高額なレンズだからこそ安心感が違う!マップカメラネット限定2年保証付きでご予約を承っております。

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander SONY | 掲載日時:24年02月26日 19時38分 ]

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