【Canon】野鳥撮影でEOS R6 Mark IIを体感!!
ものすごい寒い日があると思えばびっくりするくらい暖かい日が続いたりと気温の変化がめまぐるしい印象の2月でした。そんな2月下旬のある日、撮影に出ました。今回はCanon EOS R6 Mark II とRF70-200mm F2.8L IS USMを持って野鳥を探してみたいと思います。
この日は練馬区にある野鳥がたくさんいるという評判の石神井公園に向かいました。初めての公園なので楽しみです。
この日はとても良い天気に恵まれましたが、気温が上がらずとても寒かったです。石神井池に着くと水鳥がたくさんいました。奥には三宝寺池があります。せっかくなので両方の池に足を運ぶことにしました。
強風で揺れる水面とふんわりとした羽で覆われたカルガモをきれいに撮ることができました。望遠端 200mmで撮ってもこの画質の良さです。私はあまり見たことないのですが、このときは水かきをしている足までしっかり見えました。
4~5mくらい先の杭の上にカワウが羽繕いしていました。シャッターをきっているとだんだん顔も羽根も上がってきました。まるで私の前でポーズをとってくれているかのようでした。この写真はそのなかでも一番カメラ目線な一枚です。この後も羽根をぶるぶるさせるなど、楽しませてくれました。こういう写真を見ると人物撮影でも是非使ってみたくなります。
エナガという鳥です。この時から焦点距離1.6倍のクロップ撮影をしています。考えてみればフルサイズ機をクロップして撮影するのは初めてです。2420万画素のセンサーの中心部だけを使うことでこのときの焦点距離200mmから320mmに伸びます。それによって画素数は約930万画素に減ります。AF性能の高いカメラと描写性能の高いレンズの組み合わせでとてもシャープな写りが楽しめます。個人的にはこれで十分満足なのですが、ついでに次の写真ではトリミングもしてみました。
トリミングするとこんな感じです。画質の劣化もほとんど感じられません。もちろん限度はあるでしょうし、またその許容範囲もひとそれぞれなので正しい答えなど存在しません。ですがクロップしてさらにトリミングしてこの結果は今後のカメラを選ぶ上での参考にはなると思います。
またこれらの10数センチほどの鳥は動きもかなり速いので高速連写しています。被写体はぶれていますが、羽が扇子のように広がって動態撮影ならではの1枚になりました。もちろんトリミングもしています。
梅が咲いていましたが、さすがにピークを過ぎていたので綺麗な部分だけ切り取って撮影しました。桜が咲くのが今から楽しみです。
アトリというはじめて見る鳥です。三宝寺池に着いてから最初に出会った鳥です。
メジロも元気に遊んでいました。松の針葉の後ろで遊んでいたのですが、ちょうど上手い具合に顔を出してくれたところを連写しました。
ヒヨドリはいろんなところで見かけます。この写真は私がヒヨドリに対して抱いているイメージそのものです。活発でふてぶてしさを感じさせる雰囲気です。
鳥を探しながら顔を上に向けながら歩いていたら野鳥が一生懸命木をつついているところを発見。少し影になっていますが、アオゲラというキツツキ科の鳥です。初めて見る鳥ですが、そもそも鳥が木をつついているところも昔、テレビで見たことがあるくらいではじめてです。撮影がどんどん楽しくなっていきます。
キジバトです。今回の撮影ではカメラ内のMENUにある「検出する被写体」を「動物優先」にして撮影に臨みましたが、AF精度の高さを感じました。木の枝や葉っぱに鳥が重ってしまうような場面でも高い確率で被写体を捉えてくれていました。
ハッカンという野鳥です。初めて見る鳥です。ひと通り周って石神井池を眺めていた時、ふと足下を見るとすぐ横にこの鳥がいました。びっくりしました。人慣れしているようです。1~2分徘徊して消えていきましたが一緒にいたハトが小さく見えるくらい大きな鳥でした。
RF70-200mm F2.8L IS USMは動体だけでなく、人物や花など幅広いフィールドでの撮影に使われているレンズです。今回、野鳥を撮影してみてその描写性能の高さを感じました。ご紹介した写真はほぼ望遠端で撮影しているものばかりですが、実際はズーム全域で画質の良さを得られます。
動きの予測がつかないことの多い野鳥撮影は刺激的で楽しいです。EOS R6 Mark II はそんな動体撮影をしっかりサポートしてくれるミラーレスカメラです。
この公園にはいろんな種類の野鳥が生息しているようなので、まだまだ私のみたことのない鳥がたくさんいると思うと次回、撮影に行くのが今から楽しみです。
今回使用した組み合わせです。
中古商品はこちらからご覧ください。