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【Canon】旅するフルサイズ「EOS R6 × RF35mm F1.8 マクロ IS STM」

連載中の「カメラを愉しむ」vol.87は「旅するフルサイズ Canon EOS R6 × RF35mm F1.8 マクロ IS STM」をご紹介いたします。

今回はフラッグシップモデルに匹敵する高速連写や高感度撮影などの性能を小型・軽量ボディに凝縮した人気のミラーレスカメラ「Canon キヤノン EOS R6」をセレクト。組み合わせるレンズはコンパクトなサイズながら最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ撮影が行える定番人気の広角単焦点レンズ「Canon キヤノン RF35mm F1.8 マクロ IS STM」で撮影に行ってまいりました。

筆者にとっての「旅」。それは前々から計画を練りに練って行く旅と、ふと閃き「そうだ、〇〇に行こう」とちょっとした気分で出発する旅の2種類があります。前者の場合は事前に計画をしっかりと行いますのでカメラ機材も「このようなシーンではこの望遠レンズを使って」など考え準備しますが、後者の場合はまさに弾丸。

どんなシーンでも活躍する「万能さ」とすぐに持ち出せる「軽快さ」が魅力の組み合わせで、家を出発しました。カメラボディとレンズを合わせても約985グラム!さぁどんな写りをみせてくれるのでしょうか。

まずは車を箱根に向けて走らせます。

暖かい日も多くなってきましたが、箱根の芦ノ湖ではわずかながら雪も残っていました。少し汚れた雪も「あ、そろそろ春だな」そう感じさせてくれるひと時。実はこの1枚を掲載したのも理由があります。

レンズの性能によってはこのような白い雪を撮影した際に、ノッペリとした表現をするものも多くあります。しかしながらさすが「マクロ」を謳うだけあり、雪の多く積み上げられている部分の奥行きをしっかり表現できていることにとても驚きました。

多くの観光客で賑わっておりましたが、湖畔でひとり時間を満喫されている方が。湖を囲む山々と鳥居、透明感のある水面がとても印象的でゆっくりと時が流れていました。

絞りを開放 F1.8に開けて撮影。皆さんそれぞれの過ごし方で休日を満喫されています。フルサイズセンサーでも開放からしっかりとディティールを表現してくれる表現力の高さに驚きを隠せません。

空を見上げると宿り木が。もう少しすると彼らにも春が訪れ青々とした季節がやってくることでしょう。

さて歩くこと15分、箱根神社に到着しました。池には色鮮やかな鯉たちが目にとまり、水中の奥行きを表現したいと絞りをF2.8に設定。紅白の縁起がよさそうな1コマを撮影することができました。

絞りをそのままに、少しマニュアルフォーカスでピントを鯉から水面に。おもわず「なんて美しいボケ!」と声が漏れてしまいそうでした。

使えば使うほど「この組み合わせ・・・愉しい。」他のレンズを持たずにこのレンズだけで旅することが筆者の定番になってしまいそうなほど。準広角レンズではありますが、撮りたい被写体にググっと寄って撮るスタイルがこのレンズにはとても向いているようです。

九頭龍大神をお祀りする神社、手水舎も龍がずらり。単焦点ならではの「自らが積極的に動いて撮影」するスタイルがまた写欲を倍増させてくれます。そのおかげもあり、ファインダーを覗きながら迫力のあるアングルを探したりといつも以上にフレーミングに気を遣っていた気がします。

開運厄除や心願成就、交通安全、縁結びに御神徳の高い運開きの神様として信仰されているそうです。今年も愉しいカメラが沢山発売されますように!(合掌)

箱根の山頂から眺めていると西伊豆方面の空がきれいに晴れており、夕焼けでも撮ろう!と急いで下山。ファインダーを覗かず、鳥が通り過ぎる瞬間を連写。どのような写真に仕上がっているかなと愉しみに再生ボタンを押してみるとフェンスではなく、きちんと野鳥にピントが合っていたことがとても嬉しかったです。最大1053分割のエリアから自動選択され確実に被写体の捕捉率が向上していることを実感しました。

「EOS-1D X Mark III」に搭載されているセンサーをベースに、カスタマイズしたフルサイズCMOSセンサーと映像エンジンは約4年の月日が経過しているボディとは思えないほど繊細で美しい描写性能を発揮してくれました。

カメラのバッテリーも2メモリ減り、撮影していた筆者も身体が冷え切ったところで締めくくりはテーブルフォト。地元で人気の街中華店を見つけ立ち寄ります。シンプルな醤油ラーメンに餃子と定番のメニューではありますが、最大撮影倍率0.5倍(最短撮影距離17cm)のマクロ撮影が可能な「RF35mm F1.8 マクロ IS STM」はこのようなシーンでも実力を発揮!

風景、ポートレート、スナップ、テーブルフォト。どのようなシーンにおいても軽快に持ち運べるサイズ感と、9枚羽根の円形絞りは思い描いたとおりの表現をしてくれる1本。価格面でも手ごろになってきた「EOS R6」と組み合わせて軽快に旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

 

[ Category:Canon | 掲載日時:24年03月03日 19時28分 ]

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