【OM SYSTEM】OM-1 の魅力に迫る – OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO編
OM SYSTEM / OLYMPUSOM SYSTEM ズームレンズOM-1スタッフおすすめ機材ズームレンズを楽しむ厳選アイテム
後継機が発売されたことで改めて注目を集めているOM SYSTEM「OM-1」。
その魅力を追及する連載記事第一弾となります!
今回の相棒は「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」。
ボディとの相性や大口径超広角ズームレンズと組み合わせたときの「相乗効果」をぜひご覧ください。
波打つガラスを通る光が、白いベンチソファーに波模様を描きました。
この写真だけ見ると本当に海底に揺らめく波の影のようです。
静かなロビーでもシャッター音をしない設定にすれば、このように自分の横をそっと撮って波を収めることができます。
「OM-1」といえば手持ちハイレゾ。
素敵な教会の内部を撮影しました。
充満する厳かなオーラ、天井や柱の精巧な細工、ステンドグラスから溢れる光、整然と並ぶ長椅子。
そのすべてが密に映し出されています。
広がる聖なる景色が目の前に広がっているかのよう。
雨が降る日は当然ながらカーテンを照らす日が強くはありません。
だからこそ実現したこの絶妙なグラデーションはさすがOM SYSTEMだと唸ります。
カーテンのひだ、布地の細かな凹凸の描写がお見事です。
寒い中で咲くハボタン。
中心には雨粒が溜まっていました。
「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」は最短撮影距離がわずか20cmと短いという魅力がありますので、マクロレンズさながらに寄った撮影も得意としています。
同じく最短撮影距離まで寄って撮った赤い花。
こちらはさらに「テレコンズーム」をオンにして望遠端で撮りました。
14mmですが、マイクロフォーサーズなので2倍、テレコンズームでさらに2倍なので35mm判換算56mm相当となります。
クロップではないので縦横のピクセル数は通常の撮影と同じです。
開放F値2.8で撮っていますので、背景のボケ味が美しいです。
最後はちょっぴり寂しい写真。
この沼には水鳥がいると聞いていってみたのですが、一羽も見当たりません。
どこか雨の当たらない影で休んでいるのかもしれません。
水面には雨がつけた窪みがポコポコと開いています。
そんな天気の悪さも、飾ることなくそのまま写すことができました。
さて「OM SYSTEM OM-1」と「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」での撮影はいかがでしたでしょうか。
小さいけれどな中身はビッグな「OM-1」の魅力を、「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」が引き立ててくれます。
ぜひお手に取ってみてください。