【OM SYSTEM】OM-1 の魅力に迫る – OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO編
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後継機が発売されたことで改めて注目を集めているOM SYSTEM「OM-1」。
その魅力を追及する連載記事第二弾です!
今回の相棒は「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO」。
ボディとの相性や大口径超広角ズームレンズと組み合わせたときの「相乗効果」をぜひご覧ください。
「OM-1」は小さなセンサーサイズで携帯性と高画質を可能にした、マイクロフォーサーズの特長を最大限に活かすカメラです。
「OM-1 の魅力に迫る」シリーズの記事を通じて、少しずつその長所をお伝えできればと思います。
一方「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO」はプロの要望に応える「M.ZUIKO PRO」シリーズで最初に登場した一本です。
開放F値2.8の大口径で、35mm判換算24-80mm相当の使いやすい焦点域をカバーします。
ボディ、レンズともに小型軽量ですから、開放F値2.8の大口径ズームレンズを装着しても1kg未満。
フルサイズではありえない軽さで、どこへでも連れ出せます。
スナップ、ポートレート、風景などマルチに活躍することと思いますが、今回は小旅行に持って行きました。
まさにピッタリのはずと予想しつつ、さっそくおしゃれな小道をサッと撮りました。
目立つ色の付いた建物はカメラによっては色が強調されてしまうことがありますが、本機「OM-1」であればそのようなことなく実に自然な写りです。
よく見るとベンチが濡れています。
なぜかOM SYSTEMの機材を持って出かけると雨が降りがちで、この日も降ったりやんだりでした。
そんな天気特有の湿度や空気感が伝わってくるようです。
「OM-1」「M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO」はどちらも防塵・防滴性能が搭載されているので、多少濡れても大丈夫という安心感があります。
雨を気にせず撮影を楽しめるのは、大きなアドバンテージ。
橋から川を撮った一枚。
本当は桜が咲いているといいなと思いながら寄った場所だったのですが、残念ながら季節前でした。
花のない枝を活かして広角端で撮った一枚は嫌な歪みがありません。
青いドアの優しい色や素材の質感がよく伝わってきます。
ズーム全域で開放F値2.8と大口径でありながら、小型軽量と高性能を両立したこのレンズです。
人の多い場所でも悪目立ちすることなく、むしろスタイリッシュ。
本レンズは最短撮影距離が短いのも特長で、最短でレンズ先7cmまで寄ることができます。
休憩でいただいたお団子にグッと寄って撮りました。
おかげでカラフルな餡が乗ったお団子を大きく鮮明に写すことができました。
お団子を大きく撮った次には、背の高いやぐらも同じ機材で写します。
実はこれは広角端ではないので、もっと大きなものもこの場所から撮れる余裕があるのです。
大きな建築物も小さな名物の食べ物も、そして雨でも晴でも、どちらもシームレスに写すことができる優秀な機材です。
本レンズには「マニュアルフォーカスクラッチ機構」が搭載されています。
フォーカスリングを前後に動かすことで、AFとMFを瞬時に切り替えることができます。
こちらはMFに切り替えてしっかり狙って撮りました。
さて「OM SYSTEM OM-1」と「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO」での撮影はいかがでしたでしょうか。
小さいけれどな中身はビッグな「OM-1」の魅力を、「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO」が引き立ててくれました。
ぜひお手に取っていただきたい機材です。