【Nikon】マニュアルレンズと共に
4月に入り春らしい暖かい日が続いています。
暖かくなってくると家から出たいと思うのは自然の摂理なのでしょうか。
それと同時に写欲も上がってきます。
そんな春の日にマニュアルフォーカスレンズを持って撮影に行ってまいりました。
機材は、Nikon Z9とVoigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 SC VMを選びました。
NikonからZマウントのカメラが発売されて以降、フランジバックの制約が無くなり、使用できるレンズが大幅に増えました。
また、アダプターの種類も増えておりAF機構が無いレンズをAF化するものまであります。
沢山の選択肢からこのレンズを選択した理由は、レンズの高性能化が進んでいる今だからこそマニュアルフォーカスのシンプルなレンズを使いたいと思ったから。今回使用したマウントアダプターはヘリコイドを回すことで、最短撮影距離を大幅に短縮することができます。
せっかくの機会なので普段は撮ることのできない、寄りの撮影をしてみました。
Mマウントのレンズは最短撮影距離0.7m以上の物がほとんどなので、とても新鮮です。
Z9の描写力と相まって桜の花粉や、植物の表面に生えている毛もしっかりと描写しています。
開花宣言が出て間もなかったので、蕾のままの桜がほとんどでした。満開が待ち遠しいです。
場所移動しつつモノクロでスナップ撮影をします。
Nikon Z シリーズのEVFは非常に見やすいと評判です。
実際非常にピントの山がわかりやすいので、テンポ良く撮影が可能です。
またファンクションボタンに拡大機能を割り当てることで、マニュアルフォーカスでの撮影が容易になります。
いかがでしたでしょうか。
今回使用したレンズはマニュアルフォーカスのシンプルなレンズ。組み合わせたカメラは高性能化の進むミラーレスカメラでした。
一見、相反する両者ですが組み合わせることでどちらの魅力も引き立ったと感じています。
普段と違う事をすることで新しい発見があり、とても楽しい撮影となりました。今後も積極的にチャレンジしようと思います。
皆様も是非お試しください。