【Canon】EOS R6 Mark II と RF35mm F1.8 マクロ IS STM の魅力と作例 ~やさしいカメラ記事~
花が綺麗なこの季節。
今回はマクロレンズを持って出かけようと思いました。
「RF35mm F1.8 マクロ IS STM」は最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ撮影ができる、フルサイズ対応の広角単焦点レンズです。
マクロ撮影時には手振れ補正機能が頼りになります。
レンズ名にあるISは「イメージスタビライザー」で手ブレ補正機能を指し、本レンズでは5段分手ブレ補正されます。
一方「EOS R6 Mark II」はハイアマチュアや映像クリエイター向けのモデルで、高い撮影性能と拡張性があるフルサイズ機です。
被写体検出機能があり、人に対応していることは当然ですが、馬の瞳、ジェット機などの検出もカバーしている優れものです。
そんな機材を持って撮影してきましたので、どうぞご覧ください。
桜が舞う日でしたので、あちこちに花びらが落ちており、こちらの葉っぱにも可愛らしく一枚ありました。
花びらの細かなシワ、葉の産毛のようなものまで鮮明に写されています。
小さな銅像かと思い近づくと鳩が乗っていてびっくりしました。
遠くからは石と同じ色で一体となって見えていたのです。
せっかく桜が咲いているのですから、カメラを地面スレスレで構えてシャッターを切ります。
葉と奥のきらめきを一緒に撮った一枚。
光がたくさんの正円となっています。
葉桜になってきている中、近所の方などが思い思いに過ごしています。
人も他の生き物たちもこの季節を楽しんでいるようです。
近くのバーガーショップでひと休み。
引いてバンズを一緒に写すこともできましたが、せっかくのマクロレンズですからアップで撮りました。
エビの斑点など細かいところまで精細な写りです。
最短撮影距離は17cmで、このときに最大撮影倍率である0.5倍のハーフマクロとなります。
あまりアップにすると手ブレが心配になるかもしれませんが、レンズだけでなくボディ側にも5軸手ブレ補正が搭載されており、カメラとレンズそれぞれの手ブレ補正機構が協調してより強力な補正が可能になっているので安心です。
とても素敵な筆記体を見つけました。
あえて先の方が溶けて読めないようにボケ味を楽しんで撮影します。
学校で筆記体を教えなくなって久しいですが、学んだ人すらも読めないように雰囲気のある感じで写します。
水槽には熱帯魚のネオンテトラがいました。
小さいうえにあちらこちらと常に動いており、通常ならば少々難しい撮影シーンです。
しかしながら「EOS R6 Mark II」の優秀なAFがしっかりと被写体を捉え続けてくれたおかげで、難なくネオンテトラの顔にピントを合わせることができました。
外に出ると、今度は金魚がいました。
あまり動かなかったので、こちらは1点AFで撮りました。
その切り替えはメニューを開くことなく背面モニターの横にある「Q」ボタンからできるので便利です。
石碑でもボケ味を見てみましょう。
石の質感であるザラつきがなだらかに失われていき、端に行くほどとろけるような描写です。
最後は白い花で埋め尽くした一枚を。
マクロレンズと言われるとつい被写体に寄りたくなりますが、当然ながらこうした35mmならではの画角で広く写すことも可能です。
35mmの広角域を写すという要素に、寄れるという要素が加わったレンズということですから、幅広い表現ができるのです。
いかがでしたでしょうか。
個人的にはすべてのレンズが寄れるようになれば便利だと思っているくらいマクロレンズが大好きです。
幅広い表現が可能な「RF35mm F1.8 マクロ IS STM」。
AFや手振れ補正などが強力で頼りになる「EOS R6 Mark II」と組み合わせることでより幅広い撮影が可能となり、それが作品にも反映されるはずです。
ぜひお試しいただきたい組み合わせです。