【SONY】この季節に咲く花(81)桜の樹の下の花、その樹の下の花
過ごしやすい季節になりました。
カメラをぶら下げて、ふらふら散歩をするにも良い日が続きます。
今回は、私が発売を発表当初から気になっていたレンズを使う機会がありました。
そのレンズとは、SONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2です。
このレンズをSONY α7RIV ボディ ILCE-7RM4A につけて近所の公園を撮影に行きました。
先ずは、染井吉野が終わり、その後に咲く八重桜の代表種を一つ。
「関山・カンザン」です。
咲きかけの花は塩漬けにして桜湯の原料となります。
枝の先に固まりのように花が付きます。
もう一つ。
「鬱金・ウコン」です。
白やピンクが多い桜の花の中では異色です。
名前の由来は、この花の色を骨董品を包むことで有名なウコン染めに見立てたと言われています。
ここで、SONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2の特徴です。
・質量:約794g(三脚座別)軽い。
・外形寸法:最大径82.2×長さ149.0mm 非常にコンパクト。
・フルタイムDMFスイッチ AF-Cモード時でもフォーカスリングを回転させるだけで、
瞬時にマニュアルフォーカスが可能なフルタイムDMFスイッチを搭載。AF撮影時に別の被写体にピントが引かれたときでも、
フォーカスリングを回転させれば狙った被写体にピント位置をすばやく戻せる機能が気にいりました。
・ズーム全域最大撮影倍率0.5倍のマクロ撮影が可能、重宝しそう。
特に、この四点に私は着目してます。
桜の根元付近に植えられて、排ガスにも強い品種もあり街路樹の植え込みにも採用されてます。
「ツツジ・躑躅」です。
名前はツツジ科の植物で一般にサツキを除いて、ヤマツツジの仲間(ツツジ属ヤマツツジ節)の総称として使われます。
白い花を「白琉球」と言います。
紫の花、「大紫」と言い丈夫なので公園や道路、街路樹などにも植えられいます。
結構、あちこち植えられているので、皆さんも見かけないでしょうか。
この「ツツジ・躑躅」には、毒がある品種と無い品種があります。
公園で、お子さんがラッパ形の花を摘み、根元の蜜を吸っているのを見かけました。
なんともなかったのようでしたが、用心の為、愛でるだけにしておきましょう。
そして、ツツジの根元に咲いておりました。。
「ヘビイチゴ・蛇苺」の花です。
ここで、レンズ機能のフォーカスレンジリミッターの出番です。
特に従来のFULLと∞‐3mの選択に加えてMACROがあり、マクロ撮影をスムーズに行えました。
さらによって、花は1.2~1.5cm、5弁花であることが解ります。
赤い実がなります。
名前の由来は、実が食用にならずヘビが食べるイチゴ、ヘビがいそうな所に生育、
イチゴを食べに来る小動物をヘビが狙うことからなど諸説があります。
毒があるという俗説があり、ドクイチゴとも呼ばれますが、毒はありません。
中国では全草を薬用として用いり、生薬名「蛇苺・ジャモ」と言います。
実を焼酎に漬けたものが、かゆみ止め、腫れ物に使用します。
葉っぱです。
葉も乾燥させてお茶にすると、美味しいと文献には書いておりますが、試してみたいと思いました。
先ほど書いたツツジみたいに毒がなさそうなのがあって、蛇苺みたいにありそうな感じなのが無い、植物とはこのような例が多いのです。
【参考文献】
なんでもハーブ284 (ポケット図鑑)山下 智道 (著)文一総合出版
フィールドベスト図鑑17巻 日本の薬草 監修: 矢野 亮 出版社: 学研
フィールドベスト図鑑 4巻 花木・庭木 学研
薬草・毒草を見分ける図鑑: 役立つ薬草と危険な毒草、アレルギー植物・100種類の見分けのコツ磯田 進 (監修)出版社 : 誠文堂新光社
サクラハンドブック大原 隆明 文一総合出版
日本の桜 (フィールドベスト図鑑)10巻 学研
江北の五色桜 : 荒川堤の桜ガイドブック「江北の五色桜」編集委員会 編 江北村の歴史を伝える会
ツツジ・シャクナゲ ハンドブック渡辺 洋一 (著), 髙橋 修 (著, 写真)出版社 : 文一総合出版
ベリーハンドブック: 野いちご、木いちご、草いちご木原 浩 (写真)(監修)出版社 : 文一総合出版
持ち歩き 出会ったときにすぐ引ける 草花と雑草の図鑑 金田初代 (著), 金田洋一郎 (著)出版社 : 西東社
今回使ったレンズ、SONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2は一台で幅広い用途に使える小型・軽量で
フィールド、ネイチャー、通常撮影に使える、オールラウンダーレンズだと思いました。
とりあえず一台でと言う方にお勧めです。
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。