【FUJIFILM】中望遠マクロと緑を求めて
「例年より気温が高く夏日になります」と最近耳にしますが、
そんな日が続くかと思えば、春コートを引っ張り出して着るような気温の日もあった今週。
筆者としては寒いのは歓迎ですが、やはりこの気温差はいかがなものかと考えてしまいます。
今回はゴールデンウィーク前半、夏日と言われた日に緑を求めて撮影に向かいました。
使用機材は「FUJIFILM X-T4」と「フジノン XF60mm F2.4 R Macro」です。
気温が高く、日があたるところは夏のように感じられましたが、そんな中でも春の花は変わらず咲いておりました。
オオイヌノフグリとナガミヒナゲシですが、どちらも小さい頃から好きな花で、これらを見つけると春を感じます。
ハーフマクロですのでこれくらいの撮影もお手の物。
周りのボケについても無理のない自然な形でボケてくれます。
やはり暑さに勝てないため、日陰を求めて木の下に入りがちでしたが、日陰は風が気持ちよく適度に涼しいため、まだ春だと思わされました。
竹林を見かけて覗いてみるとたけのこが元気に成長しており、近くの紅葉の木を見上げるとこちらは種子がたくさん見られました。
散策も終盤に差し掛かった頃、小さなネモフィラ畑を見かけました。
ネモフィラといえば有名な公園がありますが、残念ながら筆者はテレビや写真でしかその様子を見たことがありません。
青の印象が強いネモフィラですが、小さな畑の中に真っ白な品種があり驚きました。
簡単にですが調べてみるといくつか品種があり、その中の一つ「インシグニスホワイト」と呼ばれる品種のようでした。
そんな発見のあった小さなネモフィラ畑も全体を写したり、寄ったりとハーフマクロならではの撮影スタイルを満喫しました。
10年以上前に発売されたレンズですが、携帯性や柔らかな描写を求める方にはとても相性のよいレンズかと思います。